苗販売から広がった田畑複合経営。平本英一氏は現在、100ha分の水稲苗を生産すると同時に、10種類近い露地野菜も作る。苗から生まれた親心か、稲作受難の時代にあえてコメ中心の経営に戻すことを決意する。
【経営データ】
■経営面積 / 延べ13ha
■生産作物 / コメ(コシヒカリ、キヌヒカリ)3ha、ジャガイモ3ha、ホウレンソウ4ha、コマツナ1ha、ニンジン1ha、トウモロコシ20a、エダマメ30aほか。販売苗約2万箱(約100ha分)
■労働構成 / 本人、妻、両親、パート(季節雇用)6人
■売り先 / 農産物の大半は農協を通しての契約栽培。トウモロコシ、エダマメは観光農業。苗はすべて小売。