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OECD調べ
世界の農業補助金は減少傾向 | 農業経営者 8月号 | (2005/08/01)
OECD(経済協力開発機構)の推定によると、昨年世界各国で農業支援に1500億ポンド(約30兆円)が出費された。農業支援のうちの農家の収入となる補助金の割合は、これまでと同じ30%だったが、加盟国間で大きな差があった。オーストラリアとニュージーランドでは農家収入となる補助金の割合は5%以下と加盟国で最低の水準だった。アメリカは25%と平均に近く、EUは34%相当となった。日本・韓国どちらも平均60%で、アイスランド・ノルウェー・スイスでは70%に及んだ。今年5月にEUに新規加盟した10カ国では農家補助金は増加傾向にある。それでも拡大EUの農家補助の割合は以前より1%低下した。(以下つづく)
(FWメルマガ6/21号)
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