『農村経営研究会』2019年第2回定例会
農業と地域の再生を目指す環境プロジェクト─匝瑳 ソーラーシェアリングの郷─
【講師:東光弘氏(市民エネルギーちば 代表)】
2019年第2回定例会のご案内です。
今回の定例会は、市民エネルギーちば代表の東光弘氏を講師に迎えます。東氏は、第1回定例会にご講演いただいた長島彬氏と共に、千葉県匝瑳市でソーラーシェアリングを手掛けてきました。4月26日の視察会では、国内最大規模の匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所などを案内していただきました。
東氏は、もともと有機野菜やエコ商品の販売業に携わってきた方です。2011年の原発事故をきっかけに脱原発を志し、14年に起業しました。現在、ソーラーシェアリングの設置や運営、コンサルティング事業を手掛けています。当初、資本金90万円ではじまった事業は、環境意識の高い企業や金融機関の理解を得て拡大しています。
東氏はさまざまな人々とネットワークを広げながら、収益の一部は地域団体を通じて地域の問題解決に充てる仕組みをつくったり、パネル下で生産した有機作物を原料とした加工品を開発したり、都市の人々が喜ぶ「農村らしさ」を満喫できるレジャーを提供したりと、地域づくりに力を注いでいます。
東氏が、企業や地域の人々の協力を集めるようになったのはなぜか。そのコンセプトづくりや、ネットワークのつくり方、お金の流れ、人を惹きつけるアイデアなどをお話しいただきます。
『農業経営者』編集長・農村経営研究会事務局長 昆吉則
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【日時】
2019年7月24日(水)
講演14:30〜17:30/懇親会18:15~20:00
【会場】
シチズンプラザ[高田馬場]2階 会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-29-27
【参加費】
農村経営研究会会員・会員同行者:無料
一般参加 10,800円(税込)