水田農業イノベーション研究会2016シンポジウム
「日本に子実トウモロコシ産業をつくろう」
弊社では、2013年の大潟村(秋田県)での最初の検討会以来、花巻市(岩手県)、岩見沢市(北海道)、成田市(千葉県)で数次にわたり子実トウモロコシの生産に関する検討会を開催してまいりました。国内での子実トウモロコシの生産が始まって5年が経過し、とくに北海道の長沼・岩見沢の周辺地域においては、このプロジェクトのきっかけを作った柳原孝二氏を中心に北海道子実コーン生産者組合が組織されるまでに展開が広がりを見せています。
しかし、我が国での子実トウモロコシ生産とその広範な利用を進め、産業として定着させるためには、さまざまな課題が残されています。それは国産トウモロコシのための乾燥貯蔵設備等への投資や農業政策的課題に留まらず、国産Non-GMトウモロコシという価値を活かした新たな産業創出への夢とその実現に向けた国や産業界の取り組みを必要としています。
そこで、今回のシンポジウムでは生産者や産地に向けて子実トウモロコシ生産を呼びかけるだけではなく、広く産業界や政界、行政担当者に認識と理解を求めていくものにしたいと考えております。これまでの取り組みの成果を報告し、浮かび上がってきた課題と今後の可能性について皆さまと一緒に考えてみたいと思います。農業界にとどまらぬ多くのご参集をお待ちいたします。
主催:(株)農業技術通信社
【開催日時】
2016年3月26日(土)13:00~17:45
【会場】
TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター(地下鉄日本橋駅A1出口すぐ)
http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyo-nihombashi/access/
【参加費】
シンポジウム参加:参加費7,000円(税込)
懇親会参加:参加費5,000円(税込)
※シンポジウムと懇親会の両方へのご参加は合計12,000円(税込)となります。
※申込いただいた方に参加費の事前振込先をご連絡いたします
【プログラム】
1.開会挨拶
2.国産子実トウモロコシ生産と産業的可能性について/(株)農業技術通信社
3.現状報告
(1)北海道における子実トウモロコシ生産
柳原孝二氏(北海道子実コーン生産者組合・組合長/北海道長沼町)
(2)府県における子実トウモロコシシ生産
盛川周祐氏(㈲盛川農場・代表取締役/岩手県花巻市)
(3)飼料としての国産トウモロコシの利用(養豚)
高橋誠氏(高源精麦㈱・代表取締役/岩手県花巻市)
4.パネルディスカッション(1)
「生産~流通における課題と今後の展開について」
パネリスト:柳原孝二氏、盛川周祐氏、高橋誠氏
コーディネーター:昆吉則(『農業経営者』編集長)
(休憩)
5.パネルディスカッション(2)
「国産NON-GMOを活かしたトウモロコシ関連産業の創出」
パネリスト:福島徹氏((株)福島屋・代表取締役会長)、吉田誠氏(三菱商事(株)・シニアアドバイザー)、針原寿朗氏(前農林水産審議官)
コーディネーター:昆 吉則
6.質疑応答・総括
【主催者問い合わせ先】
(株)農業技術通信社 担当:加藤祐子
東京都新宿区高田馬場1-34-8 大輝ビル302号
TEL:03-5155-3740
メール:customer@farm-biz.co.jp