[ 開催日]
2013年7月31日(水) 13:00〜17:30
[開催テーマ]
TPPセミナーシリーズ第3弾
「FTA先進国・韓国農業界から具体的に学ぶ!日本農業のTPP対策と勝つ方法」
安倍政権による第3の矢「成長戦略」において、輸出倍増などの“攻めの農業”へのシフトが打ち出されました。
しかし、TPP参加を控え、その影響や対策は一切明らかにならず、農業界現場では新たな農政に対してどう対応したらよいのかわからず、混乱した状況です。
そこで今回、日本に先駆けて米国との自由貿易協定・米韓FTAを締結した韓国農業から、日本農業がTPP対策や攻めの農業への転換に際して、学ぶべきポイントが整理できるセミナーを開催いたします。
これまでの米韓FTAに関する農業メディアの報道やネット情報では、韓国農業がすでに大打撃を蒙っているような言説がまことしやかに語られていますが、真実は違います。
コメ、野菜、ジャガイモ、果樹、豚、牛肉、酪農・・・、個々の品目別に、その対応、さらには輸出増大など米韓FTAに勝つ方法について、緻密な政策・計画がねられており、すでに現場ではその方向性に向かって動き出しています。
一方、日本ではようやくTPP参加交渉が決まったばかりで、その対応は完全に韓国の後塵を拝しているのが現状です。
このような米韓FTAの中身とそれに対する現場での対応、そして日本の農業が勝つ方法を学ぶために、講師陣として、米韓FTAの第一人者である高安雄一先生と、韓国の農業現場にもっとも精通しているジャーナリストの青山浩子氏のお二人をお招きし丁寧に解説していただきます。ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
[講師陣]
講師:高安雄一教授(大東文化大学 経済学部社会経済学科教授)
1966年生まれ。90年に一橋大学商学部を卒業後、経済企画庁入庁。99年に外務省在韓国大使館二等書記官、2000年に同一等書記官などを経て、10年から大東文化大学経済学部准教授、13年教授。著書に『TPPの正しい議論にかかせない 米韓FTAの真実』のほか、『韓国の構造改革』『隣りの国の真実 韓国・北朝鮮篇』がある。韓国農業に関する論文も多数。
講師:青山浩子氏(農業ジャーナリスト)
1963年愛知県生まれ。86年京都外国語大学卒業。JTB勤務を経て1年間、韓国延世大学
に留学。帰国後、韓国系商社、船井総合研究所に勤務。99年より農業関係のジャーナ
リストとして活動中。1年の半分を農村での取材にあて、奮闘する農家の姿を紹介し
ている。農業関連の月刊誌、新聞などに連載。著書に「強い農業をつくる」「『農』
が変える食ビジネス」(日本経済新聞出版社)など。茨城大学農学部非常勤講師もつ
とめる。
[対象者]
・農業関係の実務家、経営者
・一般企業のビジネスパーソン
・学生
・TPPがどう日々の生活に直結するか知りたい方
どなたでもどうぞ!
[会場]
東京八重洲ホール8階 800会議室
住所:〒103-0027 東京都中央区日本橋3-4-13 新第一ビル
http://yaesuhall.co.jp/accessmap/
[参加費]
・受講料:31,500円(税込)
・懇親会費:4,200円(税込)※希望者のみ。