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『農業経営者』セミナー「非農家出身6年目で73ha、代官山におにぎり屋を開く」のご案内 (2017/03/16)

非農家出身6年目で73ha、代官山におにぎり屋を開く



【講師:鈴木貴之氏/(株)RICE BALL 代表取締役】

 今回の講師は、非農家出身で就農6年目にして73haの水田耕作を実現し、昨年、代官山をはじめ東京、神戸などにおにぎり屋(ONIGIRI ICHIGO《おにぎり一合》)を開店させた鈴木貴之さん(41歳・(株)RICE BALL 代表取締役)です。

 鈴木さんの存在は我が国の水田農業に全く新しい波が起き始めていることを感じさせます。農業界では個人が農業それも水田農業で新規に起業することの困難さが語られますが、事業を興し、それを成長させていくことはどんな業界でも困難なことであるのは同じことです。なぜことさらに農業では起業が困難だと語られるのでしょうか。鈴木さんはまったく機械のない状態から6年で73haまで事業拡大したのにとどまらず、おにぎり屋まで開店したのです。この数年のうちには100haを超えることになるでしょう。高齢農家の離農の拡大により農地が荒廃していくだろう時代に、鈴木さんのような人物の存在は大きな希望を農業農村与えると思います。

 農業経営者の皆様はもとより多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。若い本誌読者のなかにはfacebookなどで鈴木さんとお友達になっておられる方も多いと思いますが、皆さん、鈴木さんと一緒に盛り上がりましょう。

『農業経営者』編集長 昆吉則

【関連記事】※閲覧無料
「非農家出身6年目で73ha、代官山におにぎり屋を開く」
onigiri_1.jpg

講師プロフィール
1966年、秋田県大仙市生まれ。友達の母親にコメを売ったことからコメブローカーを始め、ゼロからのコメ作りからおにぎり屋を開店した。

【日時】
2017年4月3日(月)16:00〜18:00

【会場】
シチズンプラザ[高田馬場]2階 会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-29-27

【参加費】
『農業経営者』定期購読者 2,160円(税込)
一般参加 10,800円(税込)
※ 今回、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は2,160円(税込)となります。


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Posted by 編集部 | 16:43 | この記事のURL | コメント(537) | トラックバック(0)
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【農村経営研究会】2017年第2回定例会のご案内 (2017/03/10)

【農村経営研究会】2017年第2回定例会のご案内


今回の定例会には岩手県西和賀町の高橋明さん(やまに農産(株)常務取締役)に「風土の恵みで地域事業を興す」をテーマにお話ししていただきます。

今、ワラビ餅が人気のスイーツとして注目されています。でも、そこで使われているワラビ粉のほとんどすべてが中国などからの輸入品で、申し訳程度に国産のワラビ粉を混ぜているという代物です。

高橋さんは全国でも二か所しかないワラビ粉の生産者なのです。しかも、高橋さんは“幻の”とも形容してもよい国産ワラビ粉を地元の三軒の菓子店に供給し、ワラビ粉だけで作った「本ワラビ餅」をはじめとした各種の菓子を作っているのです。西和賀の風土の中から生まれた原料だけでなく、その加工品も地元のお菓子屋で作り、地元優先で販売するという取り組みをしているのです。

風土への愛着と誇り、その風土の恵みを原料としてその加工品を作り地元優先で販売する。それこそ農村経営のテーマとして取り上げるべきことと考え、今回のテーマとしました。

やまに農産(株)では水稲、鉢物生産の他、ワラビを含めて西和賀の風土の中にあるサルナシ(コクワ)、マルメロ(カリン)、カスス(クロスグリ)、ブルーベリー、ハックルベリー、イチジク、イチゴなどを栽培し、それらをジャムやソースとして加工販売しています。また、良質なワラビが取れる地域としての有名な西和賀の地で観光ワラビ園の経営もしています。また、やまに農産では高橋氏の奥様で代表取締役の高橋医久子さんを中心に過疎化、高齢化の進む西和賀地域に総菜生産や仕出しなどの業務にも取り組んでいます。

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岩手県でも最も豪雪地域と言われる西和賀町にあるやまに農産(株)の経営理念は「『大地より富を見いだす』(富みとは、お金・利益の他にやりがい・充実感・幸福感などを意味します。)農地を守り、有効活用し、地域の特性を生かした農業をします。また、農業を通して地域に貢献し、地域活性化の一翼を担います。」というものです。

やまに農産(株)ホームページ

実は西和賀は私の故郷。40年以上昔に地元の古老からワラビ粉を作った話を聞いたことがありますが、「取れる粉より何倍も腹の空くくたびれ仕事だった」と言っていました。 今でこそ、機械化も進み、加工場もできましたが、高橋さんは観光ワラビ園での取り組みを発展させて古老と同じような苦労をしながらワラビ粉作りに取り組んできたのです。

以前、本誌で日本の風土神たる神道でお祭りする榊がほとんど中国産であることを指摘するとともに八丈島で榊生産に取り組む奥山完巳さんのことを取り上げ、セミナーでお話をしていただいたことがありました。その後、奥山さんの取り組みは多くのメディアで取り上げられ、今では奥山さんを中心に国産榊生産者の会が作られ全国各地で改めて榊栽培に取り組む人たちがいます。

伝統の産品を復活させることにとどまらず、今という時代であればこそ、風土の恵みやそこに住む人々の力を生かした新しい農村づくりの形があり得るのではないでしょうか。

農村経営研究会メンバーに限らず、農村経営の新しい可能性を考えている皆様のご参加をお待ちいたします。

農村経営研究会
事務局長 昆吉則

関連記事
『豪雪の中山間地だからの風土の恵みで商品・サービス開発』

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【日時】2017年3月31日(金)
定例会 14:00~17:30

【会場】 シチズンプラザ 2F会議室
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-29-27
     http://www.citizen-plaza.co.jp/access/

【当日の会費】
農村経営研究会会員(1名様):無料
会員同行者(1名につき): 5,400円 (税込)
一般参加者:1人目 10,800円、2人目より 5,400円 (いずれも税込)

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Posted by 編集部 | 10:43 | この記事のURL | コメント(253) | トラックバック(0)