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*編集部より

「BISTRO下水道セミナー」のご案内 (2019/02/13)

BISTRO下水道戦略チーム会合~下水道と農業の連携に向けて~



 国土交通省及び日本下水道協会では、下水道資源(再生水、汚泥肥料、熱・二酸化炭素等)を農作物の栽培等に有効利用し、農業等の生産性向上に貢献する取組を「BISTRO下水道」として、下水道資源の安全性や効果の分析・周知や農業関係者との連携促進等を実施しています。

 この度、下水道事業と農業生産者との連携を一層進めることを目的とし、日頃下水道事業や農業に取組んでおられる皆様にお集まりいただき、それぞれの立場から下水道資源の農業利用の取組みについて紹介いただく場として、本セミナーを開催する運びとなりました。

※BISTRO下水道推進戦略チーム
平成25年8月より、国土交通省と日本下水道協会、下水道広報プラットフォーム(GKP)が事務局となり、地方公共団体等のネットワークとなる「BISTRO下水道推進戦略チーム」として、下水道資源の農業利用の取組推進を行っています。

■内容
プログラム(予定)
13:00 開会挨拶/国土交通省

第1部 農業生産性向上に向けた下水汚泥の肥料利用について
13:10~13:30 下水汚泥由来肥料の概要/農業技術通信社 昆吉則
13:30~13:50 肥料取締法における下水汚泥肥料の取り扱いについて/農林水産省
13:50~14:10 下水汚泥肥料への期待/東京農業大学 後藤名誉教授

第2部 下水道管理者における下水汚泥の肥料利用の取組
14:10~14:30 鶴岡市における農業事業者と下水道管理者の連携について/鶴岡市、JA鶴岡
14:30~14:50 神戸市におけるこうべ再生リンを用いた米作りについて/神戸市、JA兵庫六甲
14:50~15:10 鹿沼市における下水汚泥肥料化と多様な活用方法について/鹿沼市、渡辺パイプ株式会社

~コーヒーブレイク~

第3部 パネルディスカッション
15:30~16:30
テーマ :下水汚泥の農業利用に向けた各関係者の連携について
司会:農業技術通信社 昆吉則
パネラー:各講演者、JA全中

【日時】
2019年3月13日(水)13:00〜16:30

【会場】
公益社団法人 日本下水道協会 会議室
東京都千代田区内神田2-10-12 内神田すいすいビル6階

【参加費】
無料
※参加は無料ですが、必ず事前申し込みをお願いします。
※申し込み締切:3月8日(金)
※ 参加希望者が多数の場合、定員(75名)になり次第締め切らせていただきます。

主催:国土交通省水管理・国土保全局下水道部、公益社団法人日本下水道協会
協力:株式会社農業技術通信社


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Posted by 編集部 | 13:49 | この記事のURL
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*編集部より

『農村経営研究会』2019年第1回定例会のご案内 (2019/02/04)

『農村経営研究会』2019年第1回定例会
ソーラーシェアリングの技術と理論─農業経営と地域開発の手段として─



【講師:長島彬氏(ソーラーシェアリングを推進する会/CHO技術研究所)】

 農村経営研究会2019年第1回定例会2月19日(火)のご案内です。

尚、今回は特別に『農業経営者』読者の方たちにも広くこの研究会の活動を知っていただきたく、『農業経営者読者の会』との合同のセミナーとさせていただきます。

農地を潰してソーラー発電をするのではなく、農業をそのまま続けて売電もするソーラーシェアリングの技術。ソーラーシェアリングについては『農業経営者』の2018年12月号でも特集をいたしましたが、そこでも解説をお願いした長島彬さん(ソーラーシェアリングを推進する会/CHO技術研究所)にお話をいただきます。長島さんはソーラーシェアリング技術の開発者でありその技術普及に取り組んでこられた中心人物です。

 長島さんにお話しをうかがい、千葉県匝瑳市の匝瑳メガソーラーシェアリング農場にお邪魔するまで、恥ずかしながら、私もソーラーシェアリングに関して全く誤解していました。よく知りもせず、ソーラーシェアリングでは規模拡大した土地利用型経営などできないだろうと決めてかかっていたのです。

私がお邪魔した「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」は一か所に3.2haという大規模な太陽光発電所なのですが、発電パネルの下には麦、大豆などの畑作物を栽培しています。ソーラーパネルを張る軒高は3m前後で支柱の間隔は約4m。トラクタや汎用コンバインもそこで作業しているのです。支柱の強度を高めて支柱を高くしたもの、さらに海外では支柱間隔が10m位のものもあるそうです。しかも、これも私が無知だったのですが、作物のための採光を得るためにパネルの面積を3分の1位に減らしても、受光面を太陽に向ける可動式のパネルにすることで発電量は全面パネルの約半分を確保できるのだそうです。それで植物に与えられる光量を十分に確保できるだけでなく過剰な日照を防ぎ、同時に作業負担も軽減されるというのです。

発電した電力は売電に向け、さらにこれまで通りに農業生産が可能だとすれば、文字通り一石二鳥の農業経営が可能になるかもしれません。現実には現場に適応させる様々な工夫も必要になるとは思いますが、新しい農業経営の可能性を開き、さらにはこのソーラーシェアリングの技術を生かした農村地域開発の実践例もあるのです。

果樹や野菜類にとどまらず、土地利用型経営に取り組まれている方、耕作放棄地の再活用をお考え方もぜひご参加ください。

今回より農村経営研究会会員及びご同行者1名の方も無料でご参加いただけます。
『農業経営者』編集長・農村経営研究会事務局長 昆吉則

[関連記事]
ソーラーシェアリング 営農と太陽光発電を両立させる農業経営
https://agri-biz.jp/item/detail/4852

solar.jpg

【日時】
2019年2月19日(火) 
講演14:30〜17:30/懇親会18:15~20:00

【会場】
シチズンプラザ[高田馬場]2階 会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-29-27

【参加費】
農村経営研究会会員・会員同行者:無料
『農業経営者』定期購読者:2,160円(税込)
一般参加 10,800円(税込)
※ 今回、年間購読のお申込をいただいた場合、参加費は2,160円(税込)となります。

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Posted by 編集部 | 14:36 | この記事のURL | コメント(681) | トラックバック(0)