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*編集部より | ||
村山氏の抗議文とこれに対する謝罪文を掲載致します。
06.4.11 |
(株)農業技術通信社 「農業経営者」編集部 御中 |
お米の勉強会 村山 日南子 |
農業経営者4月号の記事の謝罪と訂正のお願い |
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今年も天候不順が続くのでしょうか。桜も可愛そうです。 1.最後の一文節の、「農薬や化学肥料は、継続的安定的農業経営のために必要なことです。」の部分は、私の趣旨とは違っています。文もそのようには書いていません。 2.1.の段落の前の文、「なぜ日本の優秀な農家の方々が、日本の規制に縛られず、海外で思い切り腕を・・・」の「日本の規制に縛られず」は私の思いと違います。原稿には、「日本の規制に縛られていないで」と書いています。私は、いきなり全く自由に羽ばたいたらと書いた訳ではありません。20年前に田牧さんがカリフォルニアへ行かれたとき、農協はじめこぞって、「あいつは売国奴だ」的な批判が渦巻きました。あの折、日本社会の閉鎖性、非革新性にうんざりしていました私は、この巨大な日本社会と闘って折角の能力と希望をすり減らされるより、海外に出てご自分の思う農業にトライされ、研修され、世界的に農業が元気になるように貢献されるのも大いに評価できることと思いました。今回も同じで、例えば、地域で集落営農推進による農地の貸し剥がしや、力が発揮できない「認定農業者」に困られているのならば、よそで力を発揮されるのも、大きくは将来の世界の食料確保のためにもいいことかもしれない、そういう選択があっていいと考えて書きました。 3.できましたら震災冊子の申込先を書いてください。
もともとこの文は、昆様に、震災よりの提言集について紹介してほしいとお願いしたのがきっかけで、自分で書いてくださいとおっしゃっていただき、書かせていただきました。 以上、細かい点ですが、私共の思いと違うところで猛烈な抗議を受けるのは勘弁願いたいですし、非生産的ですので、よろしくお取り計らいくださいますようお願いします。 |
2006年4月17日 |
謝罪 |
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村山日南子様 |
4月11日、村山日南子様(お米の勉強会)より、本誌4月号30頁掲載の村山様署名記事「自転車サイズのまちづくりと地球的視野は矛盾しない」につきまして、上掲の通りの抗議と記事訂正のお申し入れを頂きました。 村山様の言論を読者に誤認させる過誤を犯した責任はすべて本誌編集部にあります。ここに村山様に深くお詫びいたします。なお村山様の4月11日付抗議文と書き換え前の原稿をそのまま5月号(今月号)に掲載させて頂きます(32頁)。さらに、本誌ホームページ上(http://www.farm-biz.co.jp)でも、同様の告知をさせて頂きます。 (1)2006年3月13日18時05分、村山様からEメールで送られた原稿を昆が受信、内容を確認後、そのまま編集スタッフ(4名)に同日18時17分に転送。 以上です。本件は、編集及び編集管理上での極めて稚拙な手違いと怠慢によるものであり、ずさんな作業が、結果的に改ざんと受け取られても弁解できないような原稿書き換えにつながりました。
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株式会社農業技術通信社 代表取締役 「農業経営者」編集長 昆 吉則 |
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