水田農業イノベーション研究会2015
第2回:子実トウモロコシ生産に関する検討会(花巻)
~HMSCサイレージの豚への給餌について考えよう~
2015年の子実トウモロコシの作付面積は全国で約185haになりました。需要サイドでも兵庫県の(株)オクノ(養鶏)、岩手県の高源精麦(株)に加えて、茨城県境町で梅山豚(メイシャントン)を飼養している(株)塚原牧場も仲間に加わりました。さらに、大手商社から飼料利用のほか、菓子やシリアルなどの食品利用においても商品開発が動き出しています。
需要が拡大しているにも関わらず、生産規模拡大のボトルネックとなっているのは、乾燥機や保管場所の問題です。そこで取り組み3年目となる花巻の生産者らと高源精麦は、子実トウモロコシを収穫後、乾燥せずに粉砕して袋詰めし、サイレージ化する試みを始めようとしています。今回は、トウモロコシの収穫作業からサイレージ化するまでの工程を現場で実演します。HMSCサイレージ(※)の豚への給餌をテーマに、地域での耕畜連携と子実トウモロコシの生産拡大の可能性について、一緒に考えてみましょう。奮ってご参加ください。
※HMSC(High Moisture Shelled Corn)は、収穫時の水分状態の子実トウモロコシのことです
主催:(株)農業技術通信社、『農業経営者』読者の会
【開催日時】
2015年10月25日(日)12:30~17:30
【会場】
実演会 (有)アグリストの圃場(岩手県花巻市石鳥谷)
検討会 ホテルグランシェール花巻
(岩手県花巻市大通り1-6-7 電話:0198-22-7777)
【参加費】
実演・検討会のみ 5,000円
※懇親会は別途かかります
※申込いただいた方に参加費の事前振込先をご連絡いたします
【スケジュール】
12:30 実演圃場に集合(新花巻駅・花巻駅から送迎あり)
13:00~ 実演:コンバインによる収穫作業
14:30~ 検討会場へ移動
15:00~ 検討会
・国産Non-GMOトウモロコシの概況報告((株)農業技術通信社)
・HMSCサイレージとは(パイオニアハイブレッドジャパン(株))
・パネルディスカッション 「HMSCサイレージの豚への給餌について」
<パネリスト>
盛川 周祐氏((有)盛川農場・代表取締役、岩手県、子実トウモロコシ生産者)
高橋 章郎氏((有)アグリスト・代表取締役 岩手県、子実トウモロコシ生産者)
高橋 誠氏(高源精麦(株)・代表取締役、岩手県、養豚家)
塚原 昇氏((株)塚原牧場・代表取締役、茨城県、養豚家)
<コーディネーター>
昆 吉則(『農業経営者』編集長)
・質疑応答
17:30 検討会終了 (18:00~ 同じ会場にて懇親会を予定しています)
【アクセス】
お車でお越しの方→石鳥谷の実演圃場に直接おいでください
公共交通機関をご利用の方→新花巻駅、花巻駅より送迎バスを用意いたしますので、ご利用ください
※後日、会場地図をお送りします
【主催者問い合わせ先】
㈱農業技術通信社 担当:加藤祐子
東京都新宿区高田馬場1-34-8 大輝ビル302号
TEL:03-5155-3740
メール:customer@farm-biz.co.jp