時流 | 土門剛の切抜帳 | ||
土門剛の切抜帳 | 農業経営者 10月号 | (2005/10/01)
吹き抜ける米卸の倒産
老舗の米卸がまた消えた。丸三米穀(尼崎市)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと、9月15日付け神戸新聞が報じた。同社は、米卸の中でも「経営内容がまともな会社」と評判があっただけに業界は大ショック。記事は倒産原因を説明していないが、「03年産の仕入れで失敗したのが響いたようだ」との解説も。不作予想が流れたその年、各卸は品切れを懸念して買いに走ったものの、実際は不作ではなく、各社とも大量の在庫を抱えて巨額の損失を発生させた。(以下つづく)
日米関係の冷却で
小泉首相は恒例の国連総会へ出席したが、今年は現地ニューヨークに10時間滞在しただけでさっと帰国した。
あれだけ親しかったブッシュ米大統領との会見もなし。14日午前に開かれた安保理の常任・非常任理事国(日本は現在、非常任理事国)による首脳会合にも、町村信孝外相を代理出席させた。(以下つづく)
総選挙余聞「自民支持一枚岩にヒビ」
郵政民営化の次の標的は農協解体――。自民党の有力な支持団体として知られる、農業者・農協政治連盟(農政連)がかつてない危機感を持ち始めた。仙台の河北新報は、こんなレポートを伝えている。
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