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農業環境推進制度研究会
環境直接支払いのシンポジウム開催
滋賀県・琵琶湖の環境保全に注目 | 農業経営者 10月号 | (2005/10/01)
基調講演では、生源寺眞一東京大学大学院教授が「農業が環境に与える良い影響、悪い影響の実態も国民に公表しつつ、地域にあった環境対策の制度を構築する必要がある」と述べた。
滋賀県では琵琶湖の環境保全のため、様々な対策を行っているが、環境直接支払い制度もそのひとつ。農薬や科学肥料を一定量・一定期間減らした農家に対して、10aあたり2千円~3万円程度を助成するというのが特徴。ちなみに2004年度の予算は約1億2千万円、2005年度は約2億円。
日本とは基本的に農業構造の違いがあるが、同制度は欧米では広く導入されている。今年3月に閣議決定された食料・農業・農村基本計画で、環境保全を重視した農業への転換が盛り込まれたことから、滋賀県の取り組みに注目が集まっている。
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