時流 | 農・業界【国内】 | ||
宮城県・あぶくま農学校など
玉川タカシマヤで物産展 「おいしいみやぎ」アピール | 農業経営者 11月号 | (2005/11/01)
東京・二子玉川にある玉川タカシマヤ地階・催会場で宮城県が主催する、「ふるさと宮城味自慢」が10月19日(水)~25日(火)まで開催された。
角田市の角田市農業振興公社が運営するあぶくま農学校が栽培するシイタケ、シメジ、ブロッコリー、梅ドリンクやその他企業の豆腐や水産加工品などが販売された。
出店の背景には、宮城県が海、山に面した土地柄、多彩な食材が豊富であるにも関わらず、そうした資源を有効に活かされていない現状があった。そこで取り組んだのが、県内の中小企業の商品開発支援と特産品のブランド化だ。
これは県を主体として、向上意識の高い企業から希望者を募り、審査をしたうえで残った企業の経営活性化支援をするというもの。
それと、宮城県には萩の月で有名な菓匠三全や日本酒、一ノ蔵などがあるが、それに匹敵するブランド商品の開発をするのが同県の目論見だ。
立ち上げたブランド名は「おいしいみやぎ」。シンボルマークにはスズメのあしらいがある。これは有名な奥州、伊達家の家紋をモチーフとしているのと同時に、消費者への親近感を狙って作られたマーク。
おいしいみやぎブランドに参加するのは宮城県内の中小企業。県の厳しい審査をクリアした企業だけがここに登録される。発売される商品も4~5回のモニターテストをクリアしたものが発売されるため、味や品質などは確かである。
これに参加する企業は50万円の商品開発費を支払う必要がある。残りの費用は県が負担するという仕組みだ。通常、大手企業が新商品開発をする場合は、数億円規模の投資をするが、自己負担は50万円で済むのが大きな特徴。
ただし、宮城県主体のこの動きは今年限り。来年以降は別会社を立ち上げ、業務を移行する方針だ。
将来的には市町村規模のブランド商品を開発し、定着させることを目的としている。
出店の背景には、宮城県が海、山に面した土地柄、多彩な食材が豊富であるにも関わらず、そうした資源を有効に活かされていない現状があった。そこで取り組んだのが、県内の中小企業の商品開発支援と特産品のブランド化だ。
これは県を主体として、向上意識の高い企業から希望者を募り、審査をしたうえで残った企業の経営活性化支援をするというもの。
それと、宮城県には萩の月で有名な菓匠三全や日本酒、一ノ蔵などがあるが、それに匹敵するブランド商品の開発をするのが同県の目論見だ。
立ち上げたブランド名は「おいしいみやぎ」。シンボルマークにはスズメのあしらいがある。これは有名な奥州、伊達家の家紋をモチーフとしているのと同時に、消費者への親近感を狙って作られたマーク。
おいしいみやぎブランドに参加するのは宮城県内の中小企業。県の厳しい審査をクリアした企業だけがここに登録される。発売される商品も4~5回のモニターテストをクリアしたものが発売されるため、味や品質などは確かである。
これに参加する企業は50万円の商品開発費を支払う必要がある。残りの費用は県が負担するという仕組みだ。通常、大手企業が新商品開発をする場合は、数億円規模の投資をするが、自己負担は50万円で済むのが大きな特徴。
ただし、宮城県主体のこの動きは今年限り。来年以降は別会社を立ち上げ、業務を移行する方針だ。
将来的には市町村規模のブランド商品を開発し、定着させることを目的としている。