農業経営者取材 | スーパー読者の経営力が選ぶ あの商品この技術 | ||
長野県佐久市 (有)あぐり信州 篠原好明氏が選んだ商品 | 農業経営者 11月号 | (2005/11/01)
■労働構成 / 本人、社員3名(周年雇用)
■売り先 / キャベツ、ハクサイ、レタスは全量農協出荷。トマト、キュウリなどは地元スーパーに販売。
引いているのは、150馬力のジョンディア「6920」。元のサブソイラは3本爪だったが、新たに導入したジョンディアとのマッチングでは作業幅が狭く、トラクタの後輪内側しか作業できなかった。そこで篠原氏は、トラクタの後輪が通った跡に爪を走らせられるよう溶接でフレームを伸ばし、外側に爪を2本足した。前側の3本の爪には、標準品より長さと幅があるペリカンチゼルを装着している。
チゼルのこのわずかな幅と長さの違いが、土を持ち上げながら引きずることを可能にし、心土破砕と同時に土塊に細かな亀裂を入れる。次の年にプラウで土を上げると、この亀裂の中に作物の根がしっかり入っていることが確認できたという。
篠原氏が作付する圃場には、土質改良が不可能なほどの強粘土質の畑がある。保水力や排水性が悪いため作物は生育不良を起こし、畝立て作業などにも支障をきたした。そこで篠原氏は土質の良い山を購入し、そこの土を客土することで問題の解決を図った。
問題は、客土する際にダンプが何度も圃場を走行すためにできた硬盤。30~40cmかさ上げしているため、50cm程度のサブソイラの刃では深さが足らず、パワーショベル用の細型バケットにサブソイラの爪を取り付けた改造アタッチメントで対応した。
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