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農薬ナビ研究会
適正農薬使用総合管理システム来年度実用化へ
地域農協をモデルケースにした検証結果発表 | 農業経営者 12月号 | (2005/12/01)
産・官・学からなる農薬適正使用ナビゲーションシステム研究会(通称、農薬ナビ研究会)は、JAてんどう(山形県)と9月より共同で実施してきた農薬の適正使用を管理するシステムの実証試験の結果を、11月16日に発表した。
このシステムは、Web上の農薬のデータベース「農薬ナビ」(http://nouyaku-navi.info/)を活用してJAや先進農家グループ向けに開発されたもので、2006年度実用を目指している。
今回の試験の対象となったのはラ・フランスの生産者620人。この試験から検証されたのは、JAてんどうで作成された防除基準の判定や、生産者が提出した履歴用紙の取り込み、また、携帯電話を使った入力など。
この検証が進めば、これまで、マンパワーに頼っていた紙ベースで提出される生産者の防除暦の取り込みや判定を大幅に削減できることになる。また、この検証の副産物として、生産者が提出した防除計画の中に、収穫前日数よりも後に農薬の使用が計画されていたことがわかり、収穫日を延ばすよう指導できた。
携帯電話による入力試験では、被験者となった生産者が「履歴を紙に書く必要がないのですごく楽」、「散布前に事前に判定してくれるので安心」などと感想を述べ、おおむね好評だった。
今後の要望としては、「病害虫に適用がある農薬を簡単に検索したい」といったものもあった。
今後は、来年度の実用化に向け、流通段階におけるトレーサビリティシステムとの連携を検証するほか、
(農)和郷園(千葉県)や片山りんご(有)(青森県)といったGAP取得の先進農家グループに向けたシステムの開発と実証に取り組む予定。
本件への問い合わせは、農薬ナビ研究会事務局(ソリマチ(株)内営業統括本部)。
TEL03-5475-5302
今回の試験の対象となったのはラ・フランスの生産者620人。この試験から検証されたのは、JAてんどうで作成された防除基準の判定や、生産者が提出した履歴用紙の取り込み、また、携帯電話を使った入力など。
この検証が進めば、これまで、マンパワーに頼っていた紙ベースで提出される生産者の防除暦の取り込みや判定を大幅に削減できることになる。また、この検証の副産物として、生産者が提出した防除計画の中に、収穫前日数よりも後に農薬の使用が計画されていたことがわかり、収穫日を延ばすよう指導できた。
携帯電話による入力試験では、被験者となった生産者が「履歴を紙に書く必要がないのですごく楽」、「散布前に事前に判定してくれるので安心」などと感想を述べ、おおむね好評だった。
今後の要望としては、「病害虫に適用がある農薬を簡単に検索したい」といったものもあった。
今後は、来年度の実用化に向け、流通段階におけるトレーサビリティシステムとの連携を検証するほか、
(農)和郷園(千葉県)や片山りんご(有)(青森県)といったGAP取得の先進農家グループに向けたシステムの開発と実証に取り組む予定。
本件への問い合わせは、農薬ナビ研究会事務局(ソリマチ(株)内営業統括本部)。
TEL03-5475-5302
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