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宮城県・(有)サングリーンさとう
新型量販店へ出荷決まる こだわりの店の業態目にとまって | 農業経営者 12月号 | (2005/12/01)
そんな中で、宮城県仙台駅から徒歩5分にある仙台朝市商店街の一角「ら・ぽるて」(運営・仙台朝市商店街振興組合)の業態が目にとまり、同店に今年5月から出品しているサングリーンさとうにとってのビジネスチャンスにつながった。
ら・ぽるてには、県特産の柿の葉寿司や水産加工品、乳製品などを県内業者30社が出品しており、「こだわり商品を置く台所直結型の店」がコンセプト。売場面積はわずか5坪(約16m2)だが、出品業者は月一回の当番制で試食会など販売に参加、従業員4名も各業者から十分な商品説明を受けており、顧客への対応に備えている。同店に農産物生産者として出品しているのは、サングリーンさとう1社。
同社がこれまで出品したのは、常時10品目以上栽培する中から厳選した、木で真っ赤に熟させた「樹熟トマト」、ナスやホウレンソウなどで、圃場の様子や近日陳列予定の農産物の紹介、レシピなどを載せた「畑からのメッセージ」を売場スペースに貼ったり、商品に添付したりしている。
同店舗での売上は、1日1万5千円~2万円程度だが、同社代表佐藤剛氏は「売上の大小ではなく、顧客の反応がダイレクトに伝わる環境が大切。陳列する農産物はどれも一般スーパーや八百屋に比べ割高だが、消費者と近い分、商品の価値を伝えられており、喜んで買ってくれる固定客が付いている。今回のビジネスチャンスと出会えたのも偶然じゃない」と話す。
現在、いかに商品に付加価値を付けられるか、またそれをどう表現するかで、スーパーを始め、農産物売場の業態に多様な変化が生まれている。同氏はそうした売り手の動向を受けて次のように話す。 「これからの生産者は、差別化できるものを作ることを常に心がけ、それが他とどこが違うのかを明確に表現できるようにしておかなければならない。そして、最終的に農産物の良し悪しを判定する、消費者の声を聞く機会をできるだけ持つことが大切だ」
「LACさのや286」店のリニューアル後の店舗名は、「生鮮市場バリュー さのや太助市」
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