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神奈川県・相模原(有)オーストリッチヒル
ダチョウ飼育のベンチャー 他の飼育者とも提携 | 農業経営者 1月号 | (2006/01/01)
神奈川県・相模原市内でダチョウを飼育し、03年11月よりダチョウ肉を出荷している(有)オーストリッチヒル(田所伸穂社長)。
同社では、荒廃が進む農地の有効利用としてダチョウの飼育を開始。関東の他の飼育者たちとも提携し、地元の入浴施設や飲食店などに肉を卸している。出荷量は年間2t。
同社では、荒廃が進む農地の有効利用としてダチョウの飼育を開始。関東の他の飼育者たちとも提携し、地元の入浴施設や飲食店などに肉を卸している。出荷量は年間2t。
同社は、03年に相模原市新都市農業創出特区の第1号の認定を受け、ダチョウ飼育事業を展開してきた。
以前から運送業を本業とする田所氏はそのノウハウを元に、肉の販売も独自に行ってきた。だが、手間がかかるのを避けるため、スーパーなど小売業への卸しは今後も考えていない。
ダチョウ肉は低カロリーで高タンパク、ヘルシーだと定評がある。しかし、日本では日常でダチョウ肉を食べる習慣が定着しておらず、個人での出荷数増加は容易ではない。
05年9月の法律改正により農業者でない人も農業に従事できるようになり、特区で行う必要がなくなった。しかし、農業特区に認定第1号であることから、メディアから注目され、販路開拓に役立っているという。
ダチョウ肉の食べ方としては、カレー、天ぷらや柳川鍋が多いが、冷しゃぶにしてもおいしいとのこと。
以前から運送業を本業とする田所氏はそのノウハウを元に、肉の販売も独自に行ってきた。だが、手間がかかるのを避けるため、スーパーなど小売業への卸しは今後も考えていない。
ダチョウ肉は低カロリーで高タンパク、ヘルシーだと定評がある。しかし、日本では日常でダチョウ肉を食べる習慣が定着しておらず、個人での出荷数増加は容易ではない。
05年9月の法律改正により農業者でない人も農業に従事できるようになり、特区で行う必要がなくなった。しかし、農業特区に認定第1号であることから、メディアから注目され、販路開拓に役立っているという。
ダチョウ肉の食べ方としては、カレー、天ぷらや柳川鍋が多いが、冷しゃぶにしてもおいしいとのこと。