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鳥取・(有)田中農場
稲作経営には新しいスタイルが必要 雇用型農産物導入で農地の有効化図る | 農業経営者 2月号 | (2006/02/01)
鳥取県家町の90haの農地でコメを中心に麦、大豆、数種野菜を生産する(有)田中農場(代表・田中正保氏)は、ネギなどここ数年で新たに経営に組み入れた農産物の面積を拡大する方針を固めた。
同社がネギの作付けを始めたのは2年前。スケールメリットを生かす穀物とは対照的な、生産・調整に労働力を必要とする雇用型作物を導入することで経営の多角化を進めてきた。現在、ネギの栽培面積は50aで、全量を大阪府の鍋専門店に出荷している。(以下つづく)