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第8回 イチゴ編(その4)炭疽病の強迫観念を拭い去れ!の巻 | 農業経営者 2月号 | (2006/02/01)
育苗期は等間隔の防除を
井川 炭疽病は、育苗期の防除の徹底が重要で、それを十分気を付けたつもりですが、定植後の10月、全体の1割に相当する約2000本を枯らしてしまいました。昨年秋は、異常に気温が高かったので、菌の活性が高まったためだと思います。いくらウイルスフリー苗を親株にしても、土に植えたら菌の影響はあります。炭疽病には本当に困っています。
専門家 ;炭疽病は比較的新しい病害で、全国的に蔓延したのは80年代と言われています。徐々に進行して気が付きにくく、萎縮症状が出たころには手遅れというやっかいな病害で、被害は深刻ですね。井川さんの言うとおり、炭疽病対策の基本は育苗期の防除の徹底にあります。さっそく暦を見てみます。(以下つづく)
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