農業経営者取材 | スーパー読者の経営力が選ぶ あの商品この技術 | ||
茨城県茨木町 平本農場 平本英一氏が選んだ商品 | 農業経営者 4月号 | (2006/04/01)
■生産作物 / コメ(コシヒカリ、キヌヒカリ)3ha、ジャガイモ3ha、ホウレンソウ4ha、コマツナ1ha、ニンジン1ha、トウモロコシ20a、エダマメ30aほか。販売苗約2万箱(約100ha分)
■労働構成 / 本人、妻、両親、パート(季節雇用)6人
■売り先 / 農産物の大半は農協を通しての契約栽培。トウモロコシ、エダマメは観光農業。苗はすべて小売。
イラストは露地の植え付けを表したもの。ラクダのこぶ状の畝に2条(株間30㎝。マルチは株間・条間ともに30cmのチドリ)で植える。条間を65㎝にしているのは、作業幅1m35㎝のディガーでひと畝2条ずつ掘るためで、限られた圃場での最大収量を狙ってのこと。
またこの条間設定は、2条植えプランタの最小植え付け幅が65㎝であることによるが、病気、作業性を考えたうえで60㎝まで条間を狭めたい意向。近く改造を計画している。平本氏がハーベスタではなくディガーを使うのは、高齢者パートを中心に安い労働力を豊富に抱えるためで、コンベア運搬時、またコンテナ積み込み時に生じやすい打撲を最小にする狙い。
トラクタに前装するライムソワーは、そうか病対策の「フロンサイド粉剤」を播種と同時に撒くため。
平本氏は、販売苗、自家苗合わせて苗箱2万枚分の苗を作るため、1時間600枚播種できるミニプラントを選んだ。土の補充の手間を最小限にするためにプラントの上に木材で組んだ台座を設置、その上に1tの土を入れたフレコンをフォークリフトで乗せ、フレコン底の空け口から土を自動落下させている。
プラント出口には苗箱積出機を置き、10枚1セットですぐ隣に設置してある育苗機まで手押しのリフタで運ぶ。ちなみに播種量は、販売用と自家用の2種類あり、前者が一箱130~140gの密植であるのに対し、自家用は60gの粗植で、どちらもばら播き。顧客の大半が田植え時の見栄えを優先し欠株を恐れるためだという。
作業幅15mの自走ブームスプレーヤ。一畝2条(1m20cm)のジャガイモの畝をまたぐため、ラインナップ中最大の輪距(1m50cm)の同機を選んだ。ジャガイモ、水田だけではなく、露地のホウレンソウ、コマツナなど平本氏が生産するすべての農産物の防除作業に使用でき、重宝しているとのこと。難点は薬液タンクの容量。「500L入り、50a一度に作業できるが、もう少し大きければ」と平本氏。
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