特集 | ||
代かきの呪縛を断つ
習慣に固執した経営に未来はない | 農業経営者 4月号 | (2006/04/01)
大型機械による踏圧や、ロータリと代かきハローの作業に慣れそれに依存しきってしまっているために、田が昔とは違う条件になっているかも知れない。漏水田が排水不良田になっているかもしれず、ザル田と思っていたところが実は畦畔から水が漏れ出していただけであるかもしれない。
本誌はこれまで、レーザレベラの有効性を指摘し、乾田直播導入の必要性を訴えてきたが、今回はその技術の前提にある「無代かき」の意味を考えてみたい。
耕作放棄地を宝の山にする府県での大規模畑作経営戦略
過剰代かきは田の湿田化を進ませる。現在の稲作経営の差し迫った状況を考えれば、代かきを極力控える方向に進むべきであり、その効果を補完する高性能化した作業機を駆使した体系にシフトすべきである。代かきという習慣に縛られていては、経営に発展はない。(以下つづく)
経営を変えた無代かき 乾いた田を湿田に戻す矛盾を正す
私は10年以上、無代かきを続けてきた。踏み切った理由は二つある。
一つ目目は、田を固くしたかったからだ。大潟村は、超が付くグライ層が表層以下、土中の大半を占めており、水分が非常に多い。そこを田植機やコンバインが走ると、その度に田が深くなっていくという最悪の環境だった。(以下つづく)
>代かきという習慣に縛られていては、経営に発展はない。
そうですかね。
うちは、巧くいってますよ。
一反いくらの売り上げなの?
一般人を惑わさないように。