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中国 ジャガイモの生産・消費ともに急増 | 農業経営者 8月号 | (2006/08/01)
世界最大の人口を抱える中国は、最大のジャガイモ生産国でもある。2004年の栽培面積は430万haであり、地球上のジャガイモ畑の1/3は中国にある。昨年の生産高は7、400万tに達し、EUの総生産高より28%多く、ロシアの2倍にのぼる。
生産高の急増は国内消費に呼応したものだ。1990年代には一人あたり消費量は12kg程度にすぎなかったが、2002年には35kgとなった。
特にファーストフードチェーンの進出が著しい大都市での消費が急増している。フレンチフライ消費の急拡大に対応するため外資や国内企業が国内供給を増やしてきたが、まだまだ追いつけない。2004年には102、000tの冷凍ポテトを輸入した。
長期的には中国はアジアにおける青果用ジャガイモの供給大国となる可能性がある。2004年には約20万tを近隣諸国に輸出している。
特にファーストフードチェーンの進出が著しい大都市での消費が急増している。フレンチフライ消費の急拡大に対応するため外資や国内企業が国内供給を増やしてきたが、まだまだ追いつけない。2004年には102、000tの冷凍ポテトを輸入した。
長期的には中国はアジアにおける青果用ジャガイモの供給大国となる可能性がある。2004年には約20万tを近隣諸国に輸出している。