時流 | 農・業界【国内】 | ||
栃木県中北部
作付拡大する新品種「なすひかり」 まもなく収穫 | 農業経営者 9月号 | (2006/09/01)
栃木県が開発した新品種「なすひかり」の収穫が同県中北部を中心に9月上旬から始まる。今年の収穫面積は600ha。昨年の151haから大幅に拡大している。作付けした農家数も188戸から719戸に増えた。
栃木県庁農務部は生産拡大の理由として「なすひかりは主力のコシヒカリより早生。農家にとって収穫時期が分散できるメリットが大きい」と話す。
なすひかりはコシヒカリ系統の品種だが、コシヒカリより大粒で収量が安定しているのが特徴。食感については、県庁が実施した試食アンケート結果によると「ふっくら感があっておいしい」「食べた時に満足感がある」という。
作付けを希望する農家は、県による栽培基準の遵守や生産履歴の記帳、指定検査機関での検査などの条件に同意し、事前に生産者登録をしなければならない。登録制にした背景には、生産者ごとの品質のばらつきを最小化する狙いがある。
県では「コシヒカリ並の食味を低価格で安定供給できる品種として、業務用を中心に普及できれば」としている
なすひかりはコシヒカリ系統の品種だが、コシヒカリより大粒で収量が安定しているのが特徴。食感については、県庁が実施した試食アンケート結果によると「ふっくら感があっておいしい」「食べた時に満足感がある」という。
作付けを希望する農家は、県による栽培基準の遵守や生産履歴の記帳、指定検査機関での検査などの条件に同意し、事前に生産者登録をしなければならない。登録制にした背景には、生産者ごとの品質のばらつきを最小化する狙いがある。
県では「コシヒカリ並の食味を低価格で安定供給できる品種として、業務用を中心に普及できれば」としている