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岐阜県
「オゼキ」品種特性登録用の収穫終える
来年2月、データ公表 | 農業経営者 10月号 | (2006/10/01)
岐阜県中濃地域で栽培されている「みのにしき」を育種した実績を持つ民間育種家の尾関二郎氏はこのほど、2004年に品種登録を申請した「オゼキ」の特性試験用の3ha分の収穫を終えた。品種特性が公表されるのは来年2月以降の見通しだという。
「オゼキ」は父を「葵の風」、母を「ミルキークイーン」に持ち、全国に通用する岐阜県産独自のブランド米を誕生させることを目指して10年越しで改良を重ねてきたもの。改良には「コシヒカリにとってかわるものを」と、品種特性の目標設定をコシヒカリに置いてきた。
尾関氏は「現時点ではオゼキが総合的にコシヒカリよりも優れている、と自信を持って言うことができない」という。その理由として、圃場によって反収560~600kg、アミロース・淡白の含有量や食味については圃場により大きくばらつきが出たためだ。
一方、出穂期はコシヒカリよりも1週間ほど遅く、草丈が85cm、倒伏性や耐病性に強いなど栽培特性については、好結果だった。
尾関氏は「現時点ではオゼキが総合的にコシヒカリよりも優れている、と自信を持って言うことができない」という。その理由として、圃場によって反収560~600kg、アミロース・淡白の含有量や食味については圃場により大きくばらつきが出たためだ。
一方、出穂期はコシヒカリよりも1週間ほど遅く、草丈が85cm、倒伏性や耐病性に強いなど栽培特性については、好結果だった。
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