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時流 | 農・業界【国内】

ドイツ メッセ・ベルリン社ほか
アジアに新しい国際見本市が誕生
第1回目はタイのバンコクで開催 (2007/01/01)

新しい国際果実・野菜マーケティング見本市「アジア・フルーツ・ロジスティカ」が2007年9月5~7日にタイのバンコクで開催される。主催はドイツのメッセ・ベルリン社と、イギリスのフルーツネット社のジョイントベンチャー企業であるグローバル・プロデュース・イベンツ社。
このイベントは、メッセ・ベルリン社がドイツで毎年開催している果実と野菜の見本市のノウハウを活かしたもので、さらに過去10年間に渡ってアジアで行なわれているアジアフルーツ・マガジン主催の国際会議「アジアフルーツ・コングレス」を併催。出展150社(30カ国以上)、来場者2500人以上を目指す。

開催決定を受けて、フルーツネット社のクリス・ホワイト氏とグローバル・プロデュース・イベンツ社のジェラルド・ラミューズ氏が出席し、11月21日に都内で記者説明会が実施された。ふたりは「欧米市場は既に安定しているが、アジア市場はものすごいスピードで拡大している」と口を揃える。ラミューズ氏は、「アジアには多くの国際イベントがあるが、すべて水平方向のアプローチだったように思う。『アジア・フルーツ・ロジスティカ』は、生産から販売に至る垂直方向のアプローチが特徴だ。参加者にとって効率性が高いイベントを目指し、情報とチャンスを提供したい」と語った。 

また、「長期的に継続して行なうことが重要」(ラミューズ氏)とのことで、2回目以降も毎年9月に実施する意向を明らかにした。開催地については固定ではなく、年ごとに検討するとしている。 なお、入場料はすべてのイベントに参加できるパッケージが580ドル。出展コストは1gあたり325ドルを想定している。

問い合わせはメッセ・ベルリン日本代表部(電話/03-5276-8730)まで。
Posted by 編集部 09:30

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