千葉県君津市を拠点にし、経営規模を拡大し続けてきた「カズサの愛彩グループ」から、また新たな会社と経営者が誕生した。最先端の大面積温室を任された新経営者は、グループ代表者との血縁もなく、農家出身者でもない。ものづくりに情熱を燃やす元ホテルマンだった。(以下つづく)
【経営データ】
■ 面積/2000坪(約66a)のガラス温室でローメインレタスを栽培。
■労働構成/社員2名、パート4名。
■取引先/東京青果ほか。
■URL/
http://www.kazusa-aisai.net/
水耕パネルは、パネルフレッシャー(ネポン)で熱水処理を施す。薬品を使用しない殺菌法は、薬害の発生を抑えるだけでなく、コスト的にも優れている。
厳しい衛生管理のもと、自動定植機(ユーワ) によってローメインレタスの苗をセットしていく。ベジコスの主力商品であるローメインレタスは、播種後45~80日で収穫を迎える。
ガラス温室天井部の開閉や、エアビーム(フルタによる温室内の送風など、圃場環境を制御するシステムは全自動。刻々と変化していく気象条件に対応して、作物の生育にとって最適な空間を維持管理している。
出荷調整ミスをチェックする機能が付いた最新機器、スーパーラッパー(大森機械工業)で、徹底した商品管理と省力化を実現している。
1日あたりの出荷数は平均2000株、400ケース。自動梱包機(ナレッジ)を活用している。同グループの商品開発に対するコンセプトは、市場から売って下さいと頭を下げにくる商品を生み出すことである。そのためホームページによる情報公開や、レシピの開発などにも積極的に取り組んでいる。
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