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農業技術 | 乾田直播による水田経営革新

Vol.13 ウルグアイのコメ生産者を訪ねて | 農業経営者3月号 | (2007/03/01)

【コメ産業コンサルタント 田牧一郎 -profile

雑草対策としての乾田直播栽培



以前までカリフォルニアの水田では、すべての面積でイネ刈り後のわらを燃やしていたが、現在は公害対策のために禁止されるようになった。特例として病気の発生が認められた水田に限り、わら焼きが認められているが、原則的には梱包して圃場外に出す、あるいは鋤きこむ対策をとっている。

これを繰り返してきたため、水田雑草の処理に苦労するようになってしまった。農薬使用の規制も強くなり、使用できる除草剤の種類が以前より少なくなっているのも原因ではあるが、除草剤を使用しても残る雑草が出てきたのである。
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Posted by 編集部 | 10:29 | この記事のURL | コメント(110) | トラックバック(0)
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農業機械 | 機械屋トラクタ目利き塾

VOL.12 トラクタエレクトリックシステム (2007/03/01)

【(株)菊地鉄工所代表 菊地治樹 -profile

農閑期のメンテナンス

今月はトラクタの電装関係について紹介していこうと思う。冬の時期、トラクタは倉庫の中でひと休み中だろうが、バッテリ等のチェックもかねて、テスト運転ぐらいしてみてほしい。

現在市販されているトラクタ(大型、小型を含めて)の電装関係は、旧型のものと比較すると、相当複雑になっているようだ。特に近年のモデルは、走行や油圧関係が電子制御されるようになっているために尚更である。

ユーザの利便性がよくなった分、それらをサポートするサービスマンのトレーニングは日々欠かせなくなっている。

初期のトラクタ(国産・輸入車共)の電装関係といえば、エンジンを始動して充電し、ライトを点灯し、2~3個の警告ランプの確認をするぐらいで、ごくごくシンプルなものだった。

しかし近年のトラクタは、コントローラを介して、始動、走行、油圧制御、変速制御の指示を出して作動させる設計が主流になっている。それらはすべて電気信号で伝達しているため、以前と比べてはるかに電気システムの重要性が高まってきている。電装品のトラブルが、トラクタのすべての機能を停止させる場合もあるので、要注意である。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者03月号で
Posted by 編集部 | 10:28 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
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農業技術 | 防除LABO

第19回 モモ編 有機リン系を封印 減農薬の限界に挑戦の巻 | 農業経営者3月号 | (2007/03/01)

高まる減農薬のハードル 封じ手になった有機リン系



山下  ピーチ専科ヤマシタでは、モモを中心にカキやブドウといった果樹を栽培しています。直販比率が高く、高品質の生産物を作るために防除にも気を配っています。

専門家  本場のモモ産地であり、県基準や地区の防除暦もありますから、コメントしづらい部分もありますが、防除に関して感じている点がありましたらお願いします。

山下  害虫では、まずはカイガラムシ。モモで問題になるのはナシマルとウメシロが主ですが、最近目立つのはナシマルです。両方とも年3~4回の発生ですが、時期がずれており、薬剤散布の的が絞りにくいのが難点です。

専門家  冬のハーベストオイルも入っていますし、5・6月と防除も行なっているので悪くないはずですが、ナシマルで困っているとすれば初発の5月下旬にもう一回防除した方が良いでしょう。アプロードは遅効なので6月上旬の分を5月下旬にした方が良いかもしれません。その分6月上旬には、ダイアジノン乳剤を入れるなど考えられます。 (以下つづく)
※記事全文は農業経営者03月号で
Posted by 編集部 | 10:26 | この記事のURL | コメント(7) | トラックバック(0)