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第21回 スイカ編 混用や専門剤の使用で無理なく作業を効率化の巻 | 農業経営者5月号 | (2007/05/01)
総作業軽減のため、散布回数を減らして混用で仕様
専門家 トンネル方式による栽培ということですが。
木村 三浦半島は海風が強いので、横須賀あたりまでいかない限り、ハウスは向かないんです。私の圃場は、三浦でも特に横綱級の強風が吹きつける地域にありますからね。私が行なっているのは簡易トンネル方式で、露地栽培に近いもの。2・7mのグラスファイバーをアーチ状にして屋根を作りますが、スイカのつるは、両脇に出します。やがて雨よけトンネルの中で花が咲いて交配し、初期はそこで保温してやるんです。
専門家 トンネル栽培だと薬剤散布も含めて作業が大変ではないですか?
木村 労力は女房と私と、バイト2〜3名だけです。ビニールを開け閉めしたり、かがんで作業したりしますから、通常の倍以上の時間がかかってしまいます。また、葉裏に薬剤が届きにくいので、特に丁寧に散布する必要もあります。ですから防除の回数は、極力減らすように努めていますね。 (以下つづく)
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