農業技術 | 機械屋トラクタ目利き塾 | ||
VOL.14 オペレータコンフォート その1 | 農業経営者5月号 | (2007/05/01)
オペレータステーションの進化
以前のように、トラクタに乗って作業ができればよかった時代と比較すれば、近年のトラクタの進歩は目を見張るものがある。エアコンディショナのきいたキャブの中で、フィンガータッチの油圧コントロール作業を経験してみれば、素晴らしい技術の進歩が体験できるというものだ。
国内外共に農業従事者の減少と反比例するように、一個人の作付面接が増加する状況の中、長時間のフィールドワークに耐え、オペレータの満足を得られるようなトラクタが要望されてくることは当然であろう。
特に欧米では以前から、オペレータの安全性また居住性の問題はトラクタメーカーの検討課題であり、転倒防止の安全フレーム(Roll Over Protection System)の積極的な装着やセーフティキャビンの開発は、日本国内よりも相当早くから取り組まれてきたように思う。(以下つづく)
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