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第22回 スイカ編 登録情報を把握して新たな侵入害虫を叩けの巻 | 農業経営者6月号 | (2007/06/01)
こまめに実施したい畦畔やハウスまわりの除草
専門家 当麻町のでんすけと言えば、スイカの最高級ブランドとして名高いですね。私も食べてみたいですが、値段が高くてなかなか手が出ません(笑)。
高橋 栽培や品質の管理を地域ぐるみで研究してきた成果だと自負しています。おかげさまで「日本農業賞大賞」を受賞しました。味も見た目もインパクトがあるので、ぜひ一度お試し下さい。
専門家 その栽培実態には大変興味がありますが、どのようなお考えで防除を行なっているのでしょうか。
高橋 できるだけ農薬の使用を少なくしたいと思っていますので、様々な工夫をしているつもりです。
専門家 たとえば、どんなことでしょうか?
高橋 現在、気をつけて実践していることとしては、摘枝残渣等の搬出、収穫終了後の速やかな撤去、焼却などが挙げられます。また、ビニールやポールといった資材も、使用後に消毒してから収納しています。(以下つづく)