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時流 | 農・業界【国内】 | |
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(有)信州ファーム荻原（長野県東御市）
| 農業経営者7月号 | (2007/07/01)
コメや小麦の生産から販売までを行なう2信州ファーム荻原（長野県東御市・荻原慎一郎社長）は7月、自社製パンの原料として、パン適性が高いことで知られる小麦「春よ恋」の収穫を迎える。
長野県下では「シラネコムギ」「しゅんよう」といった県登録品種の栽培が主流であり、7haほど小麦を作付ける同社でも「春よ恋」の面積は1割以下にとどまる。しかし同社では今年からパン工房を開設しており、今後、同品種の特性を活かした加工販売に力を入れる予定だ。
パン工房は今年2月、東御市八重原にある同社敷地内にオープン。これまでにも自社製の小麦粉を使ったうどんなどを販売してきた同社が、農産物加工事業の強化を図ったもので、地元客を中心に人気を集めている。
同社農場長を務める荻原昌真氏は「自分たちが原料を作っていることを消費者にアピールするため、あえて味付けを控え、素材感を前面に出している。現在は週2日しか製造しておらず試験営業の状態だが、ノウハウを蓄積した上でいずれ軽井沢や東京に進出したい」と意気込みを語る。
また同社では「春よ恋」と並行し、地元原産をアピールするため、中力粉タイプの県登録品種でもパンの商品開発を進めていくという。
問い合わせは電話0268―61―6111（同社）まで。
パン工房は今年2月、東御市八重原にある同社敷地内にオープン。これまでにも自社製の小麦粉を使ったうどんなどを販売してきた同社が、農産物加工事業の強化を図ったもので、地元客を中心に人気を集めている。
同社農場長を務める荻原昌真氏は「自分たちが原料を作っていることを消費者にアピールするため、あえて味付けを控え、素材感を前面に出している。現在は週2日しか製造しておらず試験営業の状態だが、ノウハウを蓄積した上でいずれ軽井沢や東京に進出したい」と意気込みを語る。
また同社では「春よ恋」と並行し、地元原産をアピールするため、中力粉タイプの県登録品種でもパンの商品開発を進めていくという。
問い合わせは電話0268―61―6111（同社）まで。
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