小規模である上に起伏が多く、点在していて集約化もままならない農地。厳しい傾斜をアップダウンし、大型機械の進入を拒む狭い農道。そんな条件下であっても、海洋性の気候と、都市近郊の利点を活かした農場経営が、湖水氏のもとで営まれていた。(以下つづく)
ハスモンヨトウ対策に設置したフェロモントラップ(武田薬品工業)。ほぼ全域のキャベツ畑に設置している。
マイクロ・スプリンクラー(イーエスウォーターネット) 。防虫ネットとの組み合わせで、キャベツのセル苗の灌水用として利用。スプリンクラーの直下と最遠部に、灌水が行き渡らないのが欠点だという。
マルチの下に埋設する点滴灌水チューブ(ネタフィム)。灌水穴の間隔は20cm。メロン栽培に使用している。
pFメーター(大起理化工業)で、土壌水分量を計測。高品質メロンの栽培には、適正な灌水量が要求される。
ウェザーモニター(デービス)。国産は高価なので、輸入品を秋葉原で探して購入した。パソコン用ソフトを含めて13万円と比較的安価だが、性能はよい。風力計とモニターは基本セットで、雨量計はオプション。湖水氏の圃場は、海岸線の近くで谷が入り組んだ環境にあるため、場所によって海風の影響が大きく異なる。このシステムの導入により、自宅に居ながら圃場の気象状況を把握できるようになった。
(以下つづく)
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