読者の会 | ||
第5回 11月9日 『農業経営者』読者の会 定例セミナーのご案内 (2007/08/31)
「コメ価格暴落後の日本の水田経営」
【講師/土門剛氏(農業評論家)】
全農による「コメ仮渡金7000円」という発表は、農協界のベルリンの壁がついに壊れたことを示す象徴的事件。「土門辛聞」でおなじみの同氏が今後のコメ生産・流通の展開、そして同時に破綻していくと思われる生産調整の今後について解説します。
講師プロフィール
1947年大阪府生まれ。農業や農協問題の論文を規制緩和と国際化の視点から多数執筆。著書に、『農協が倒産する日』(東洋経済新報社)、『穀物メジャー』(共著/家の光協会)、『東京をどうする、日本をどうする』(通産省八幡和男氏と共著/講談社)、『コメと農協「農業ビッグバン」が始まった』(日本経済新聞社)など。
場所: (株)農業技術通信社内セミナー会場
会費:一般参加の方は5,000円、『農業経営者』定期購読者の方は無料になります。
※ 今月号より、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は無料となります。
今回は、本誌で連載『土門辛聞』でおなじみ土門剛氏を講師にお迎えしました。いつもは20人ほどの定例セミナーですが、土門さんの話を生で聞けるという熱狂と、特に今関心の高いコメの話題ということで応募が殺到。そのため、社内で開催できなくなり急遽、弊社が入居するビルの別フロアーをお借りいたしました。普段の記事でも歯に衣着せぬ同氏ですが、セミナーということで、本音トークが炸裂。多くのコメ農家を見てきて、その事情に通じている同氏が言う生き残れる農家の条件とは・・・、意外にも普段から「土づくり」をしっかり行なっている農家。最も基本的なことをあらためて指摘するということは、逆に言えば、それを見失ってしまっている人がいかに多いかということなのでしょう。