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バイオインダストリー協会(東京都中央区)ほか
シンポジウム「組み換え作物の現状と将来」開催
フィリピンにおけるトウモロコシ導入例などを紹介 | 農業経営者9月号 | (2007/09/01)
去る5月21〜26日、東京(東京大学)・大阪(大阪科学技術センター)・札幌(北海道大学)の3会場において、遺伝子組み換え作物に関するシンポジウム「組み換え作物の現状と将来」(主催/バイオインダストリー協会、北海道バイオ産業振興協会、近畿バイオ産業振興協議会)が開催された。
講演者の一人、フィリピンイネ研究所の主任研究官であるロードラ・ロメロ・アルデミタ博士は、アジアで初めて遺伝子組み換えトウモロコシの商業栽培を導入するに至った経験を披瀝。
トウモロコシを主食とするフィリピン南部において、その安定供給のために、行政・研究者・生産者・宗教関係者・自治体議員などが一体となって安全性と有用性を周知させる活動を実施し、さらに法整備も行なうなどして導入の基盤を築いたことを紹介した。
さらに、開発途上国に多いビタミンA不足による幼児の視力喪失を防止するため、「ゴールデンライス(プロビタミンAを多く含む遺伝子組み換え米)」の実用化を、2〜3年で図ろうとしていることを語った。
トウモロコシを主食とするフィリピン南部において、その安定供給のために、行政・研究者・生産者・宗教関係者・自治体議員などが一体となって安全性と有用性を周知させる活動を実施し、さらに法整備も行なうなどして導入の基盤を築いたことを紹介した。
さらに、開発途上国に多いビタミンA不足による幼児の視力喪失を防止するため、「ゴールデンライス(プロビタミンAを多く含む遺伝子組み換え米)」の実用化を、2〜3年で図ろうとしていることを語った。
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