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愛媛銀行(愛媛県)
農業ファンドに新たな投資先
大葉の健康食品販売会社に3000万円 | 農業経営者10月号 | (2007/10/01)
今回、第三者割当増資で3000万円の出資を受けるのは(株)エリアレボリューションズ(愛媛県松山市・渡部敏弘代表取締役)。同社は、有機栽培された愛媛県産の大葉を仕入れ、健康食品として販売している。今後は西予市宇和町の直営農場で大葉の生産も開始する予定。今回の出資で得た資金は、設備投資や運転資金に充てる。
いわゆるベンチャーキャピタルに近く、出資先とはビジネスパートナーとして財務支援や販売支援といった事業の育成・支援を行ない、将来的には株式公開による株の売却で利益を上げることを目指す。そのため、投資先の財務内容よりも、経営者としての資質や、事業の将来性や成長性に審査のポイントをおく。農業生産法人の場合は、農地法の関係から、社債引き受けのみとなる。
ファンドは、出資額が大きく、投資形態が株式なので返済が不要な点が融資とは異なり(社債の場合でも通常満期での一括償還)、出資を受ける側は、長期安定的に資金を利用できるメリットがある。
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