時流 | 土門「辛」聞 | ||
米価大暴落がもたらす
農業周辺業界への影響とは | 農業経営者 12月号 | (2007/12/01)
経営努力に欠けた農業資材業界の行く末やいかに?
農業資材業界を横目で眺めてきて30年近く経つが、最近、つくづくこの業界はダメだなと思うことがある。メーカーも、商社も、卸も、小売も、今、目の前で起きていることの構造的な意味がまるで理解できていないことだ。正確に表現すると、理解できないのである。理解できていないからこそ、次の手が何も打てないことになり、ただ状況に流されるに任せるというお粗末な状態が続いている。
こうした状況をよく喩えるのが、みんなぬるま湯の風呂につかっていて風呂桶から出ようとしない様のようである。外はぴゅーぴゅーと冷たい風が吹き荒れている。外へ出てしまえば体力がないから一気に肺炎になってしまう。それならぬるま湯の中でじっと我慢の大五郎を決め込むしかないとでも思っているのであろうか。そうやっていても、みんな肺炎に罹ってしまうだけである。
農業資材は、商人系の場合、通常、メーカー、商社、卸、小売というラインで流れていく。これが系統になると、メーカー、全農、県本部、農協と流れていく。これらはベーシック・パターンで、中にはメーカーから卸へ直売する場合もあれば、小売、あるいは生産者へ直売する形もある。卸から小売をすっ飛ばして小売へ直売することもある。 (以下つづく)
土門 剛先生、こんばんは。
はじめましてが適当かと思います。実は先生には30年くらい前に太洋興業会議でお会いしています。
九州太洋会でした。
いつも関係情報でご活躍の様子は拝見していました。
先生が農産物の流通が大きく変わる話は記憶に鮮明です。
私はその後、タイミングを見て販売業から撤退しました。その後、微生物「ハーモニーW」を使うハーモニー農法を創立して有機農業を目指して17年になります、漸く、農政も方向性が見えて来ました。
以下はぶろぐです。phにも繋げています。
先生の今後のますますの活躍を期待します。
http://blogs.yahoo.co.jp/netsanpo