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(株)ゆめ市(静岡県浜松市)
専業農家組織が法人化
流通販売事業をスタート | 農業経営者 1月号 | (2008/01/01)
アンテナショップも開設し、顧客動向探る
静岡県浜松市内の専業農家18名が、(株)ゆめ市(森島恵介代表取締役)を設立した。地元農産物の消費拡大を図ったもので、個別の農家では難しかった流通販売ルートを確立し、農業経営を安定化させる狙いがある。
今回の法人化にあたって、同社では40数名の生産者からなる「ゆめ市会」を結成。会員が生産したコメや野菜をまとめ、量販店や食品加工メーカーなどに提案していく。将来的には、配送センターや加工施設も建設したいという。
徳井厚夫専務は「流通や販売のノウハウを蓄積していく必要があり、課題は山積しているが、着実に解決していきたい。初年度は2億円、10年後には30億円の売上を目指す」と意気込む。
また、浜松市の本社内には、アンテナショップ「フレッシュ24」をオープン。営業開始から約2ヵ月が経った現在のところ、1日平均50~60名の来客がある。消費者のニーズや動向を直接とらえ、今後の販売戦略に反映させていく予定だ。
徳井厚夫専務は「流通や販売のノウハウを蓄積していく必要があり、課題は山積しているが、着実に解決していきたい。初年度は2億円、10年後には30億円の売上を目指す」と意気込む。
また、浜松市の本社内には、アンテナショップ「フレッシュ24」をオープン。営業開始から約2ヵ月が経った現在のところ、1日平均50~60名の来客がある。消費者のニーズや動向を直接とらえ、今後の販売戦略に反映させていく予定だ。