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ふるさと農地再生委員会(茨城県阿見町)
カバークロップワークショップ開催 | 農業経営者 2月号 | (2008/02/01)
多様な視点で、農業技術の議論を深める
2007年12月13・14日の2日間にわたり、茨城大学農学部主催、ふるさと農地再生委員会、中央農業総合研究センター、日本雑草学会、日本農作業学会関東支部の共催で「カバークロップワークショップ」が開催された。
初日の公開シンポジウムでは、およそ80名の参加者に対し、北海道大学・荒木肇氏、中央農業総合研究センター・三浦重典氏、東北農業研究センター・山下伸夫氏、農業環境技術研究所・荒城雅昭氏、茨城大学・佐藤嘉則氏、雪印種苗(株) 橋爪健氏、スガノ農機(株)・斉藤保氏から、日本各地での取り組みの事例や、研究現状について報告された。
開催主旨は、近年、土壌保全や効率的な窒素サイクルの構築などの環境保全効果があるとして、国内外で注目を集めている「カバークロップ(緑肥)」研究の第一人者の研究事例を参考にしながら、技術者、研究者、農家、企業、一般市民などのさまざまな立場の人びとが、それぞれの垣根を越えて、議論をすることにあった。
特に、農業経営者の高松氏が基調講演し、種苗メーカーの雪印種苗(株)、農業機械メーカーのスガノ農機(株)からの実践的な事例が紹介されることによって、議論はより実践的で深いものになった。基調講演した高松求氏は、「緑肥技術が、農業経営者にとって、実践的な技術として研究されることへの新たな一歩になった」と評価していた。(後藤芳宏)
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