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日本モンサント(株)(東京都中央区)
スペインからGM生産者と研究者を招きセミナーを開催
近隣生産者との共存事例を紹介 | 農業経営者 5月号 | (2008/05/01)
講演者の一人、遺伝子組み換えトウモロコシの生産者であるフアン・アントニオ・クラベリア・モラント氏は、近隣の非組み換え作物生産者との間で次のルールを定め、紛争が起きていないことを紹介した。
1)もし非組み換えトウモロコシが近隣にあり、その栽培農家と合意ができていない場合には、50mの緩衝地帯を設けて非組み換えトウモロコシを栽培し、収穫物はGM表示する。
2)非組み換えトウモロコシを少なくとも各辺外側に4列栽培し、収穫物はGM表示する。
3)プランターとコンバインは0・2haの非組み換えトウモロコシを処理することによって清掃し、それらはGM表示する。
4)全体面積の20%の緩衝地帯を保持する。
また、もう一人の講演者、カタロニア州農業食品開発研究所のモンセラート・パラウデルマス・カリレス氏は、試験圃場における交雑調査の結果を報告。開花期の一致度と圃場間の距離が交雑の度合いを左右すること、ヨーロッパ規準の混入割合0・9%の「いき値」(許容限界値)をクリアするためには、20mの保障距離が有効であることなどを語った。
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