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農業経営者コラム | ヒール宮井の憎まれ口通信

GM嫌いは米国嫌い | 農業経営者 6月号 |  (2008/06/01)

【宮井 能雅 -profile
経営者コラム

ああトンチンカン……



今回はみんなが儲かると嫌われる例をお伝えしましょう……、と思ったがGMに関しての思いをもう少し伝えることにした。

本年4月12日の日本農業新聞に「苦渋のGM開国」と韓国でのGMコーンの輸入解禁を伝えたものである。
この記事を初めて読んだ人は畜産用にはGM飼料が使われていない印象を与えるが、そんな不可能なことができるはずがない。スターチなどの食品への利用をも考えた、決定済みの話である。記事の終わりに「このような安全性が確認されていないGM作物を子供に食べさせてはいけない、最低30年の実証が必要だ」とあった。
「極東アジアのわが友コリアンよ、お前もか?」と言いたくなる。

現在、この日本で「GM作物の安全性に問題がある」と書くメディアはほとんどいない。現在のトンチンカン反対派の主張は交雑、交配に変わった。

やはり韓国の食文化は、日本より遅れていると言えるだろう。ということは日本のトンチンカン野郎たちのオツムは、左翼たちが馬鹿と呼ぶアメリカ人よりはもっと知能が遅れていることを認識しなければならない。いったい冬の間何をしてるんだ?

東南アジアの歓楽街に男たちだけで遊びに行かないで、北海道の優秀な農家は家族を連れてラスベガスに行くのが当たり前だ!「もう少し勉強しろよ!」と言いたいね。日々変化に対応しろ! それができなかったら何も言うな! 現状に甘んじろ! と北海道のHBCラジオの人生相談では毎朝言っている。 北海道の酪農家にはこんなトンチンカン野郎がいる。

北海道北部に住み、関東出身で旧国立大学を卒業して、新規参入したがんばり屋だ。ここまではご立派なプロフィールだが、ここからがいけない、フリーメールを使い、以下のように何度も発言している、 彼は「私はGM栽培には反対だ。しかし自分の酪農にはGM飼料を購入している。なぜなら非GM飼料を売っていないから」と発言した。その発言は大嘘だった。

真正直な私は彼の住む地域である、稚内市近くの大手の雪印種苗の飼料販売担当に問い合わせてみた。こんな答えだった。

「昔は非GM飼料のオーダーがあったが、非GMは価格が高いから今は購入している酪農家いたかな〜?」

事実は非GM飼料の価格はGM飼料よりも15%程度価格が高く、付加価値のない乳製品を販売した場合、赤字になると分かっているからだ。

彼にはこの事実を伝え、間違っていたら訂正してくれと伝えたが、現在に至って訂正依頼の連絡や非GM飼料を購入したという話は聞いていない。 (以下つづく)
※記事全文は農業経営者06月号で
Posted by 編集部 12:28

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