時流 | 農・業界【国内】 | ||
(株)みやじ豚(神奈川県藤沢市)
自社食材を使ったメニューを 外食店と共同開発
農場最寄りの湘南台駅前で展開 | 農業経営者 8月号 | (2008/08/01)
ブランド豚肉「みやじ豚」を生産販売する(株)みやじ豚(神奈川県藤沢市・宮治勇輔代表取締役社長)はこのたび、相模鉄道グループの(株)イスト(神奈川県横浜市・坂巻健司取締役社長)が運営する飲食店「カレー食堂心・湘南台西口店」と、自社の豚肉を使ったメニューを共同開発した。
発売されたのは「みやじ豚のカツカレー」。地域限定メニューの開発を検討していたイストが、宮治代表に商品化をもちかけたもので、半年の試作期間を経て完成した。
「みやじ豚の魅力を引き出してもらうため、試食会に5〜6回ほど参加した」(宮治代表)というように、商品化にあたっては宮治代表自身も積極的に参加。豚肉を使用したカレー自体は珍しくないものの、「カレー食堂心」が提供するスープカレーとみやじ豚との相性を見極めるために、試行錯誤が繰り返されたという。バラ肉のスライスやモモ肉のブロックを具材として使うことも試されたが、最終的にバラ肉を揚げてカツカレーにするアイディアが採用された。1380円という高単価メニューだが、「6月16日の発売以降、1日平均5食程度の少数販売ながら毎日完売している」(イスト広報)という。
「これまでよその地域の外食店で使用してもらうことはあったが、農場の最寄り駅で展開するのは初めて。フランチャイズ本部に許可をとるのに時間がかかるなど苦労も多かったが、地域の間で認知が広がるのが楽しみ」(宮治代表)と、みやじ豚ではブランド力の向上を期待している。
「みやじ豚の魅力を引き出してもらうため、試食会に5〜6回ほど参加した」(宮治代表)というように、商品化にあたっては宮治代表自身も積極的に参加。豚肉を使用したカレー自体は珍しくないものの、「カレー食堂心」が提供するスープカレーとみやじ豚との相性を見極めるために、試行錯誤が繰り返されたという。バラ肉のスライスやモモ肉のブロックを具材として使うことも試されたが、最終的にバラ肉を揚げてカツカレーにするアイディアが採用された。1380円という高単価メニューだが、「6月16日の発売以降、1日平均5食程度の少数販売ながら毎日完売している」(イスト広報)という。
「これまでよその地域の外食店で使用してもらうことはあったが、農場の最寄り駅で展開するのは初めて。フランチャイズ本部に許可をとるのに時間がかかるなど苦労も多かったが、地域の間で認知が広がるのが楽しみ」(宮治代表)と、みやじ豚ではブランド力の向上を期待している。