特集 | ||
リン酸・カリ、ゼロ発想でここまで減らせる肥料代! | 農業経営者 9月号 | (2008/09/01)
急激な肥料暴騰。依然、先行きは不透明だが、肥料コストを削減し、圧迫される利益幅を回復する道は、まだまだ残されているはずだ。今回の特集では、“リン酸・カリのゼロ発想”による肥料削減の道を示す。この発想に基づいて正しい施肥法をマスターすれば、きっと肥料高騰のピンチを利益体質強化のチャンスとすることができるだろう。
土壌コンサルタント 関 祐二氏 寄稿 リン酸・カリのゼロ発想が可能な理由
リン酸・カリのゼロ発想で肥料代を減らすそもそも作物の栽培にとって不可欠であるはずの成分を ゼロ にする。そんな発想が果たして可能なのか? 茶農家としてリン酸の施肥量を可能な限り ゼロ にすることで、肥料代を削減した経験を持つ土壌コンサルタント・関祐二氏がその理由を解説する。
リン酸・カリ ゼロ での施肥設計
与えなければ作物が満足に育たないと思いこんでいたリン酸・カリをゼロにする。実に勇気がいることだ。しかし、その施用がゼロで良いとわかれば、考えるべきことは、窒素成分の調達とそのコストの低減に絞られる。施肥合理化を現実的に進めていくために必要な窒素単肥の特性と施肥量の割り出し方、圃場種類別の施肥の考え方について、引き続き土壌コンサルタント・関祐二氏が解説する。
トップランカーの施肥戦術に学べ!私はこうして肥料代を減らした
肥料高騰を機会に、むしろコストダウンを目指そうというのが今月の特集。宮井能雅氏、勝部征矢氏、田中正保氏の読者3人に、施肥と利益への考え方を聞いた。三者三様の肥料コストと利益の出し方は読者の参考になろう。いまこそトップランカーの施肥戦術に学べ!
土中の肥料成分量は自分で調べられる!
肥料代を減らす前に、土中の肥料成分量を知る必要がある。専門分析機関にサンプルを持ち込んで調べてもらうのが一般的だろう。しかし、「測定までに時間がかかる」「数値だけ言われても、現実感がわかない」といった声もある。そこでお勧めなのが、自分の目ですぐ結果が見られる簡易分析だ。常日ごろから自ら測定、判定し、施肥結果の比較を行なえば、土壌の癖や変化を冷静に見つめなおせるようになるはずだ。今すぐはじめてみよう。
間違ったデータから正しい結論は導き出せない
正しい施肥は正しいデータ理解からはじまる。正しいデータは正しい測定からはじまる。科学的に当たり前のことである。(以下つづく)
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