読者の会 | ||
第23回 10月10日『農業経営者』読者の会 定例セミナー (2008/11/01)
「生産調整の廃止と直接支払いの導入が日本農業を再生する」
【講師/山下一仁氏(やました・かずひと)(独)経済産業研究所 上席研究員】
◆セミナー参加者の「声」をご紹介します。
歴史的な背景や、政府・生産者など、今まで考えられなかった新たな視点に気付きました。今まで机上の空論でしか考えていませんでしたが、これからは現実を踏まえた上での論文執筆をします。しかし知識不足なため、もう購読しかないかもしれませんね!
(東京都 学生/女性・21歳)
EUの直接支払いの仕組みが理解できた。9000円/俵で利益の出る水田経営を考えることも必要だが、水田で多毛作する事を本格的に考えていくべき。捨て作り撲滅も考えたい。そのためには、農協が障害となり、今後農協に頼らない生産者の育成が必要になるだろう。
(静岡県 教育機関/男性・49歳)
農政の改革で、様々な問題を解決できる事を知り、目からウロコがたくさん落ちました!今後山下先生の著作を読み込んでみたいと思います。そして減反政策から直接支払い政策への転換ができるよう、自分の足場で努力します。
(農業関連/男性・42歳)
農業についてたくさん学びました。ありがとうございました。
(東京都 広告代理店/女性・30歳)
耕作者主義と農協が農業改革の2大障害という事が他の評論家(田代洋一)の主張と一致している。耕作放棄地の問題は中山間地に多いので、兼業農家にも頑張ってもらいたい。食料自給率を上げるためには価格戦略が必要。食の問題は国の安全保障につながるので直接支払い等で実現させたい。久しぶりに叶芳和さんの話が聞きたい。
(宮城県 農業資材/男性・62歳)
農政の抜本的な改革の必要性に気付いた。
(千葉県 生協/男性・63歳)
直接支払いについては漠然としていたが、少しは理解が出来たかな?現在の経営スタイルで今後も行っていく勇気がわいた。小作料の減額が今後必要になる。
(千葉県 農業経営者/男性・43歳)
農業に対する新しい視点に気付いた。農業の使命は安全・安定な食料の供給を行うこと、そして農林水産省の使命は農業を振興するためのもの。今の政策は本来の目的から外れている。始点を変えることが大事と考えた。今日得た知識を生かして、更に意気込み、最高の論文を提出したい。しかし、自分の専門範囲外である政治などの問題がからまっている時もあるので、政治を知るとともに経済の視点から攻めることもしていきたい。また山下さんのお話を聞きたいです。
(東京都 学生/女性・21歳)
生産調整廃止で逆に農家の生き残る道が開けるかもしれないことに気付いた。農家的に経営セミナーをまめに聞きたい。盛川農場のセミナーの話が聞いてみたい。
(東京都 小売業/男性・37歳)
全体的に私との考え方にギャップがあるように思う。しかしいろんな勉強は必要と考える。
(富山県/男性・56歳)
農水省の矛盾は食糧自給率でも露呈したが、別な視点ということで目から鱗。ある意味弊社は減反での畑作転換で拡大となった。本当に山下さんが述べていることが実現されれば、競合することとなるであろう。今後の動向を見つめていきたいと思う。カルビー顧問松尾雅彦さんの話を聞きたい。
(東京都 食品/男性・40歳)
農業経営者がもうかる仕組みに気付いた。農家がもうかる手助けをしたい。そのため、農業技術の支援の仕方について考えていきたい。本当に必要な農業技術についての話をきけるようなセミナーに参加したい。
(千葉県 卸売業/男性・66歳)
日本農業のあるべき姿がしっかり理解できた!
(埼玉県 農業経営者/男性・79歳)
生産調整については、発想の転換により経済原理に従った生産構造、政策が重要であるとあらためて認識させられた。農地問題については、日頃の疑問に簡明な解答を得られた。今後、農政の末端に携わるものとして、物の本質を見抜くことを主眼にして農業者に接したい。農業政策とJAがその障害となるだろう。
(山形県 市役所/男性・52歳)
>第23回定例セミナー参加者アンケートより