「緊急セミナー『ラウンドアップ問題』を考える」のご案内 (2019/09/24)
緊急セミナー「ラウンドアップ問題」を考える
テーマ:「農薬の安全性とラウンドアップの風評被害」
—科学を無視した世界規模の風評発生メカニズムを解く—
いま、米国や日本国内で除草剤のラウンドアップ(有効成分グリホサート)が大きな話題を集めています。米国カリフォルニア州では、同剤とがんとの関連性をめぐる訴訟が続いています。一方、日本国内でも体内からグリホサートが検出されたとして、国会議員や市民グループが使用規制を求める声を上げています。そうした危険性を訴える情報はネットメディアやSNSを中心に拡散されている状況です。
そんな中、日本の農業経営者は戸惑いや懸念を示し始めています。国が安全性を認めているにも関わらず、ラウンドアップを使った農場や農産物に対しても風評被害が発生する怖れがあるからです。他方、米国の農業者団体は風評に対し、その出所であるカルフォニア州を相手取り、訴訟を起こすなど行動に出ています。その使用が制限されれば、農の生産性や安全性が下がり、食の供給不足や価格高騰に直結するからです。
以上の問題をどう考えればよいのでしょうか。活動家や弁護士中心のラウンドアップ(グリホサート)反対派と農業を本業とするユーザー側からはまったく異なる情報や見解が出されています。本セミナーでは農薬・農業の専門家と農業の経営者をお呼びし、科学的な視点と農業現場の観点からグリホサート問題を考えます。ぜひご参加ください。
ぜひご参加ください。
■開催概要
緊急セミナー「ラウンドアップ問題」を考える
テーマ:「農薬の安全性とラウンドアップの風評被害」
主催 :「農業技術通信社」/「食品安全情報ネットワーク」
【日時】
2019年10月21日(月)
13:30〜16:00
【会場】
TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターホール2A
東京都中央区八重洲1-2-16 TGビル
【プログラム】
司会 :昆吉則(「農業経営者」編集長)
講演 :13時40分〜14時20分
演者=青山博昭氏(残留農薬研究所業務執行理事・毒性部長)
「農薬の安全性はどのように確かめられているか」
:14時20分〜14時50分
演者=唐木英明氏(東大名誉教授)
「グリホサート問題をめぐる現況、背景、訴訟について」
—休憩10分
討論質疑:15時〜16時
パネルディスカッションは唐木氏と青山氏に加え、以下の2人を交えて行います。
・水木たける氏(青森県弘前市の「あっぷるりんご園」代表)
・浅川芳裕氏(「農業ビジネス」編集長)
コーディネーター:小島正美氏(食生活ジャーナリストの会代表)
※メディア関係者向けにセミナー終了後、演者・パネリストに対する個別質問の時間を設けます。
【参加費】
資料代として1,000円(税込)
【定員】 80人
※ 参加希望者が多数の場合、定員になり次第締め切らせていただきます。