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時流 | 農・業界【国内】

(株)旦千花(千葉県八街市)
「江戸菜」を使った新商品がセブン-イレブンで限定発売
コンビニの商品開発に地域食材が脚光浴びる | 農業経営者 10月号 | (2008/10/01)

株)旦千花(千葉県八街市・大槻洋光取締役会長)が生産するコマツナの独自品種「江戸菜」がこのほど、コンビニ大手セブン-イレブンの新商品に採用された。

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Posted by 編集部 | 09:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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時流 | 土門「辛」聞

豊作予想も「やがて米価は高騰する」シナリオに変化なし | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

【土門 剛 -profile
コメ市況調査会社、米穀データバンク(東京)による08年産水稲の収穫予想が8月6日に出た。全国平均ではやや良の「102」(7月31日現在)だった。これを踏まえて20年産米の価格予想を試みたい。

その前にお詫びを一つ。この秋にも20年産米が高騰するとの予想が大外れになったことである。気象予報を過信したことによる大ヘマだった。執筆した6月中旬の気象は、東北や北海道の主産地で例年より気温が低かった。知人のプロ生産者も「ひょっとしたら冷夏かも」と言っていた。7月中旬、宮城県北部を訪れた時も、冷たく湿ったやませが吹く日もあったりして、ますます冷夏説に傾いてしまったのである。

海水温もウォッチしていた。気象庁のサイトで毎日のように日本沿岸の海水温をチェックしていた。目安は20℃の海水だ。例年なら宮城・金華山沖にあるのに、その頃は千葉の銚子沖にまで下がっていた。そんなことから、偏西風の蛇行による「西暑北冷」タイプの異常気象ではないかと勝手に素人判断していたのである。

7月下旬になって北海道や東北の気温がぐんぐん上昇した。これで生育の遅れを一気に取り戻したのである。願っているわけでもないが台風の襲来もない。スーパーコンピューターを駆使した気象庁の天気予報でさえ外れが目立つのに、経験や勘に頼る素人の天気予報が当たるわけがない。ましてやこの異常気象である。読者諸兄には、反省とお詫びを込めて「生兵法は怪我のもと」と総括させてもらおう。

コメ消費回帰で単年ベースで需給均衡か


参考に20年産米の需給状況を整理してみよう。

農水省が19年産から導入した「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」。略称、基本指針と呼んでいる。例年7月30日に公表され、その後、需給状況に大きな変化があれば、11月と翌年3月に変更することができる。自称「オッパッピー」系の読者諸兄は、そんなデータなど「興味も関心もねぇ〜」かもしれない。かく申す筆者もその一人。本稿執筆に際し、その基本指針に目を通したが、米価をあれこれ推測するうえで絶対に外せない資料には違いない。そのデータを参考にマーケットのデータなどを加味すれば、予想としては鬼に金棒になる。

(以下つづく)
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 09:28 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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GAP

GAPレポート第16回
(有)渡辺マッシュルームハウス・マッシュルーム生産者として初のJGAP認証取得 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

責任をもって売るために第三者認証としてのJGAPに注目



茨城県に次いで全国2位のマッシュルーム生産量を誇る千葉県で、23年間に渡ってマッシュルームを栽培している(有)渡辺マッシュルームハウス。マッシュルーム生産者として初めてJGAP認証を取得した同社の代表、渡辺俊之氏に、取得に至るまでの経緯や、JGAP認証を経営の中でどう位置づけているかについて聞いた。

農場の経営概要を教えてください



 千葉県の東総地域では、50年ほど前からマッシュルームの栽培が盛んに行なわれてきました。菌床の主原料である稲ワラを、近くのJRA美浦トレーニングセンターから大量調達できることから、産地として拡大してきたのです。
私は1985年からマッシュルームの栽培を始め、現在は60aの施設で年間120tを生産しています(売上高約1億円)。このうち70%は水郷マッシュルーム組合という出荷組合を通し、卸売市場に出しています。残りの30%は個選で、直販のほか、(有)うなかみグリーンパーティという販売会社を通して、外食や加工などの業務筋に出荷しています。昔は作ることばかりに専念していましたが、価格低迷もあって販売が大事だと思うようになり、友人とともに作った会社です。卸売市場一辺倒ではなく、マーケットにどう対応していくかを考えています。

JGAP認証取得の動機を教えてください



 同じ千葉県旭市内で、JGAP指導員の資格を持つサングリーン協同組合の知人から、GAPの話を聞いたのがきっかけです。マッシュルームは温度、湿度、酸素などを徹底管理しながら栽培するため、記録をつける習慣が昔からありました。そのため知人から「渡辺さんだったらすぐに取れますよ」と言われ、興味が沸いたのです。調べてみると、JGAPやイオンのGAPなどいろいろあること、マッシュルーム農家ではまだ誰もGAPをとった人がいないことがわかり、「それなら自分が第1号になろう」と決意しました。
準備にあたっては、サングリーン協同組合の知人と、近くにある「農家の店しんしん」のJGAP指導員のアドバイスを受けました。

(以下つづく)

世界70カ国の約5万農場が認証を取得するまで成長したユーレップGAP。農場管理における事実上の世界スタンダードになっている。我が国では日本版GAP(JGAP)の普及が始まったばかり。本誌では、農場の経営管理手法そして国際競争に生き残るための規範として、GAPに注目。世界の動き、日本での進展を毎月報告する。レポートはジャーナリストの青山浩子氏。 -profile
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 09:15 | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(0)