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編集長コラム

農水大臣も善処を約束した貸しはがし事件 | 農業経営者 11月号 | (2006/11/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
本年3月号で「経営主体無き集落営農を問う」を特集した。集落営農を直接支払いの対象にするという政策への批判。それによる農業経営者の経営被害がテーマであった。今井敏・農水省大臣官房企画評価課長のインタビュー、および2人の経営者のコメントに集落営農の問題点は十分に指摘されている。

3月号は行政や農協からの説明会が始まった段階であった。その後、一部の地域では、集落営農に疑問を呈した経営者(担い手)を排除したまま集落座談会が続けられたようだ。そして秋、農協や村のボスたちが、村の人間関係の力学を利用して地権者たちに集落営農参加のハンコを押させ、農業経営者が意に沿わぬ�協力�を求められているとの報告が読者から次々と寄せられてくる。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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トラクタ

ランツオールドックトラクタ | 農業経営者 11月号 | (2006/11/01)

tractor0611.jpg

型式・仕様: A1806型・18馬力
製造社・国: ランツ社・ドイツ
導入年度: 1959(昭和34)年
使用過程: 北海道札幌市厚別区の伊藤二朗氏が所蔵。最初の購入者は、北海道真狩村の藤塚重一氏と、機体ナンバーで調査判明する。1988(昭和63)年喜茂別町三野農機で整備後入手したもの。当時は万能機として使い道が多く農家の人気者だったという。前方のフレームに箱を乗せてダンプにも使える。
Posted by 編集部 | 07:30 | この記事のURL | コメント(490) | トラックバック(0)
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時流 | 貸しはがし事件記

実録 集落営農の犠牲者
岩手県北上市で起こっている「貸しはがし」事件記 | 農業経営者 11月号 | (2006/11/01)

2007年の品目横断的経営安定対策スタートを前に、岩手県で集落営農組織による転作地の「貸しはがし」が表面化している。実耕作者は事前の話し合いがほとんどないまま、一方的に「契約更新せず」との通告を受けた。組織側の営農計画や資金調達策は曖昧で、行政からは経営の将来性を疑問視する声も出ている。担い手の育成・明確化を旗印とする新施策が、担い手の経営を困難にし、集落の将来そのものを危うくさせる—。制度の矛盾を解決する手立てはどこにあるのか。
(秋山基+本誌特別取材班)
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Posted by 編集部 | 06:30 | この記事のURL | コメント(31) | トラックバック(0)