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特集

農場を魅力ある“遊び場”に変える「ファーミング・エンタテインメント」とは | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

特集

食と農の乖離を問題視して、「地産地消」「食育」などが叫ばれている。若干スローガン的な臭いがあることは否めないが、お客様の地域の食や農、生産体験に触れる機会を求めるニーズが高まっているのは明らかだ。にもかかわらず、まだ農業経営者は、そのニーズに応え切れておらず、かつそこにビジネスチャンスがあることに気付いていない。そこで本特集では、先行事例を紹介しながら、農場を遊び場とし、観客に楽しさを提供するビジネスの方向性とその可能性について提示していきたい。

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Posted by 編集部 | 13:30 | この記事のURL | コメント(339) | トラックバック(0)
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農業経営者取材 | 新・農業経営者ルポ

私はまだまだ経営努力が足りていない  | 農業経営者 12月号 | (2008/12/01)

【(有)ソメノグリーンファーム 染野実(茨城県板東市)】
経営者ルポ 農業大学校時代、染野実は劣等性だった。しかし、学生時代に優等生だった学生が必ずしも優れた経営者になるとは限らない。劣等性だった染野は関東の土地利用型農業をリードする経営者の一人に成長してきている。そこには父・要の存在があった。

茨城県有数の土地利用型農業法人



茨城県坂東市、旧地名では猿島郡猿島町。そこに昨年の実績で水田30ha、畑47ha(麦20ha・陸稲10ha、ソバ10ha、ジャガイモ7ha)を生産し、作業請負90haも行なう(有)ソメノグリーンファームがある。生産するコメは全量、給食業者を中心にキロ350〜400円で販売。昨年の売り上げは約1億1400万円。代表者の染野実(48歳)と経理などを担当する妻・千種(46歳)。社員は7年間勤めている加藤一昭(43歳)、5年目の片岡孝介(25歳)の2人。そのほか、年間の臨時雇用が約200名。父の要(75歳)、母の千代子(70歳)はもう引退。3人の娘たちは染野の仕事を受け継ぐとはまだ言い出さない。でも、染野は社員の中からこの法人を継ぐ者が出てきても良いとも考えている。

ソメノグリーンファームは県内でも有数の土地利用型農業法人であるが、代表者の染野はかつて、茨城県農業大学校の落ちこぼれ学生だった。

国が許しても俺が許さない



少年時代からパイロットになることが夢だった染野は、防衛大学校を受験した。高校時代までは進学校に通っていたが、結果は不合格。学費免除も含めて許された防大受験だった。父・要は2年制の茨城県立農業大学校に進むことを命じ、染野もそれに従うほかに道はなかった。この大学受験の失敗という挫折から染野の農業人生は始まった。

一学年20名。全寮制の農業大学校に入学してみると、「俺は花栽培」「僕は果樹だ」と、すでに同級生たちは具体的な農業への夢を持っていた。目標もなく農業大学校に入った染野は取り残され、そこに居場所を見出せない自分に鬱々としていた。授業をサボり、夜一人で寮を抜け出すことも度々。そんな問題児・染野のために父の要も学校に呼び出しを受けた。農業大学校は出席日数不足のために同級生より卒業が1カ月遅れることになった。第二の挫折だった。

そんな染野は、1980年に20歳で卒業すると、友人たちをまねて、「オヤジ、後継者育成資金を借りて園芸ハウスを作らせてくれよ。無利子で金借りられるんだ」と言ってみた。

「バカ言え、国が金を出してくれても、そんなこと俺が許さネー」

二の句を出せない要の言葉が、染野の現在を育てたとも言える。

(以下つづく)
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 12:30 | この記事のURL | コメント(372) | トラックバック(0)
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時流 | 食料自給率向上の罠

2015年食料自給率40%→45% 実現シナリオに漂う脱力感と空恐ろしさ | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

10月6日、2015年に自給率45%の実現を目指す農水省の国民運動がスタートした。フェンシングの太田雄貴選手らを応援団員に任命し、運動を盛り上げるという。彼らが45%に潜む根拠の薄っぺらさを知ったら驚愕するだろう。そして、自給率向上政策が農業者に経営被害をもたらしていることを知ったとしたら……。

自給率向上運動、電通に丸投げ


「まさか国際競争力がこんなにあるとは知りませんでした。なのに保護者を装って『あんたたちは弱い産業だから』と云わんばかりのバラマキ政策と農業者のプライドを無視した情報操作に腹が立ちました」 前号を読んだ愛知県の農業法人幹部からの投稿だ。

日本農業は強い! 読者諸氏をはじめとした志ある日本農場は成長している。そして、もっと強くなれる。食べる人のためにもっと発展できる! その実現に向けて、具体的な方法や考え方を示すことが、本誌の創刊目的であり編集方針でもある。

農水省が主導する自給率思想の最悪なのが、「日本農業は弱い! 日本農場は衰退している!」という誤った前提を旗印にしていることだ。しかも、税金から70億円もの自給率広報予算を捻出し、芸能人やオリンピック選手まで担ぎ出して、「国民の皆さん、このままでは食べられなくなるよ」といった危機感を煽るメッセージを連呼する。

「食料の6割を外国から輸入している日本人の食生活の見直しが求められております……低い自給率のままでは……食料供給に支障が出る可能性が非常に高いと懸念されているのです。将来の子供のためにも、すべての国民の方々が問題意識を共有し、食とのかかわりを見直していただく……2015年には日本の食料自給率を45%までアップさせることを目指しています」

こう息巻いて10月に立ち上がった、「食料自給率向上に向けた国民運動推進本部」のパフォーマンスだ。本部は広告代理店最大手の電通内。大層なのは国民運動という名だけで、ただの丸投げだ。

農業者のプライドなど考えたこともないのだろう。農水役人に加えて、今度は電通社員から、「お前ら農業者が無能だから、国民を食わせられない。農水からたっぷり予算はもらった俺たちが一肌脱いで、自給率の上げ方を教えてやろう」と言われているに等しい。肝心の中身はといえば、著名人を雇った国民広報部会を年1〜4回、財界や学識者を担ぎ出す食料自給率向上委員会を年1、2回開催予定開催する。実質それだけだ。目的は税金を使って、年に数回呼ばれる芸能人や御用学者の小遣い稼ぎの機会の提供か? いやもちろん、農水から電通への売上貢献が一番の目的だろうが。それ以外に、生産者が自給率向上運動に主体的に参加するための、顕彰事業制度を検討する部会を年に数回行なうという。農業経営者は顕彰されないと生産をしないとでもいうのか。

それ以上に気になるのが、国民運動が目指す「2015年の自給率目標45%」なる数字の所以だ(麻生首相は所信表明演説で、50%を目指すと明言)。これは前回、紹介した「農業・農村基本計画」に明記されている。閣議決定され、農水省の最優先政策事項となっており、マスコミでもよく登場する数字だ。さぞかし日本農業の生産力や競争力を高める実践的な計画が書かれていると期待したら、大間違いである。計画が謳う03年40%→15年45%を実現する根拠は、こうだ。

要約すると、「国民が食べる輸入肉や輸入小麦が大きく減り、代わりに国産大豆や野菜、乳製品をとる量が増え、食品廃棄ロスが1割ぐらい減る見込みである。だたし、国産小麦や国産飼料で育つ肉の消費量は変わらない。以上」。農業生産の増産とも、農水が危機を煽る安全保障上の自給概念とも、何ら関係ない。10数年後の消費者嗜好を誰がどうやって勝手に決めたかはさておき、話を進める。

(以下つづく)

浅川芳裕blog
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(116) | トラックバック(0)
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木内博一の和のマネジメントと郷の精神

「苦」の世界を「和」の世界に | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

木内博一 ひとは誰しも必ず死ぬ「苦」の世界に生きている。ところが、苦を解く「和」の世界について考える人は少ない。人生の大半を占める“働く”という場に和をつくれば、ひとは努力し自ら育つ。結果、組織も成長する。

数年前、土壌関係の学会に講演に呼ばれた時、「我が団体には若い人が入ってくれないで困っている。どうすれば組織が活性化するのか?」と聞かれた。手前味噌だが、僕の話をきいて和郷園には若い人がたくさんいて、組織がうまく機能している印象を受けたのだろう。これはどうしてなのだろうか。その要因を自分なりに考えてみると、組織作りで大事にしている「和」の効果であるような気がする。

大層なことを言ってしまえば、人は必ず死ぬ、「苦」の世界を生きている。そこで必要なのが和の世界だ。和があれば、苦の世界から少しでも遠ざかれる。もちろん家庭生活や趣味で和を作るのもいい。ただし人生の大きな時間を占める“働く”という世界においては、自分達の組織の中で自発的に和を作っていきたい。その和の郷土が「和郷園」というわけだ。

(以下つづく)
木内博一(きうち ひろかず)
1967年千葉県生まれ。農業者大学校卒業後、90年に就農。96年事業会社㈲和郷を、98年生産組合㈱和郷園を設立。生産・流通事業のほか、リサイクル事業や冷凍工場、カット・パッキングセンター、直営店舗の展開をすすめる。05年海外事業部を立ち上げ、タイでマンゴー、バナナの生産開始。07年日本から香港への輸出事業スタート。現在、ターゲット国を拡大準備中。本連載では、起業わずか10年でグループ売上約50億円の農系企業を築き上げた木内の「和のマネジメントと郷の精神」。本連載ではその“事業ビジョンの本質”を解き明かす。
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)
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農業技術 | 大規模輪作営農のための乾田直播技術

除草対策と肥培管理 盛川農場での実証試験 | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

稲作経営を抜本から変える革新技術として注目される乾田直播。海外マーケットへの進出の鍵さえも握るこの技術は、稲作経営に携る者にとって、無視できない存在になりつつある。試験場での研究のみならず、現場の農業経営者と一体となって技術開発に取り組む東北農業研究センターの大谷隆二氏が、実践的な乾田直播技術をシリーズでお伝えする。

無代かき栽培に対応した管理技術が必要


乾田直播の雑草対策および肥培管理は、代かきを行なわないため、湛水直播などの代かきする栽培法とは異なった対応が必要である。

寒冷地の乾田直播では、出芽までの畑期間が長くなるため雑草の発生量が多めとなり、防除回数も増加する傾向がある。また、イネの出芽時にはノビエの葉齢はイネに対して2〜3葉進んでいることが多い。このため、現在登録のある一発処理剤だけで十分な防除効果を得ることは難しく、ノビエ5葉期まで効果のある茎葉処理剤を組み合わせた体系防除が必要となる。

肥培管理では、代かきをしないため基肥に施用した窒素肥料は脱窒・流亡しやすく、従来の施肥体系では窒素吸収量が不足する。そのため、深耕や堆肥投入などの「土作り」が重要であるが、現実には十分な堆肥投入は難しい状況にあり、その代替技術として緩行性肥料の活用がある。さらに、代かき栽培法に比べ、地力窒素の発現が遅れるため、寒冷地では初期生育確保の上から、苗立ち数に応じた初期の肥培管理が重要である。

(以下つづく)

大谷隆二(おおたに りゅうじ)
1961年山口県生まれ。岡山大学農学部を卒業後、農林水産省に入省。北海道農業試験場で『草地飼料作および水稲作の機械化に関する研究』、農業研究センターで『水稲の低コスト栽培および乾燥調製に関する研究』に従事。1997年岡山大学より学位授与(農学博士)され、1998年に『無代かき直播栽培に関する研究』で農業機械学会技術奨励賞受賞。その後、農林水産省大臣官房で技術調整に関する業務に従事し、2003年に東北農業研究センターに異動。東北水田輪作研究チーム 上席研究員。著書に『北の国の直播』(共著)がある。
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(209) | トラックバック(0)
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農業経営者コラム | ヒール宮井の憎まれ口通信

明るい農村に生まれて生きて | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

【宮井 能雅 -profile
経営者コラム

憎まれ口調の区長をやらせていただく


昨年は地区の区長(町内会長)を自分の意志でやることになった。理由の一つに、将来必ずやらされるのだからサッサと無駄なことは済ました方が良いと言う話だ。

その区長の仕事に選挙の立会人と言う、ただ12時間座っているだけの仕事があり、町役場の方たちも数名いた。そのうちの1人がいつもの左翼発言をしていた。

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Posted by 編集部 | 12:28 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
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提言 | 視点

ギャル革命に続き農業革命!? | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

【シホ有限会社G-Revo 代表取締役社長 藤田志穂】
視点 私は19歳の時「ギャル革命」を掲げて、流行に敏感なギャルの特性を活かしたマーケティング会社を設立した。最近のギャルの子達は食に対する関心が高い。ジャンクフードばかり食べているイメージがあるかもしれないが、実はそうでもない。美しくなりたい願望が強い子が多いので、自分で料理もするし、カロリーも常に気にしている。外食の場でも積極的にサラダなど野菜を食べようとする子達も多い。
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Posted by 編集部 | 11:30 | この記事のURL | コメント(9) | トラックバック(0)
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時流 | 土門「辛」聞

民主党政権が近づくほど、バラマキ農政が先祖帰りする | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

【土門 剛 -profile

地域社会の維持及び活性化は、保証できる可能性なし


民主党が農家に約束する戸別所得補償制度。自民党・杉浦正健代議士が「民主党のマニフェストは毛針」とこき下ろせば、民主党副代表の前原誠司副代表も「ばらまきだという批判があるが、私もそういう気持ちが強い」と内部からも批判の声が。

参院選の大勝後の昨年10月、参議院に「農業者戸別所得補償法案」を可決したが、衆議院はこの5月に否決した。「食料自給率の向上並びに地域社会の維持及び活性化」(法案第1条)と説明するが、どこをどうみても過去のバラマキ農政を復活させただけ。「食料自給率の向上」につながらないばかりか、「地域社会の維持及び活性化」には絶対につながらないと指摘しておきたい。

この9月には、総選挙に向けて農林水産政策大綱、別称「農山漁村6次産業化ビジョン」を公表した。次いで10月には、これを漫画にした号外ビラも出している。これで総選挙向けマニフェスト(公約)が出揃ったことになる。

のっけから失礼だが、この別称の「6次産業化」という部分を目にしてプッと吹き出してしまった。本邦農業界で農業補助金取り名人と言えば、もう名前がお分かりだろう。前月号でも取り上げたSさんのことである。そのSさんがよく口にしていたキャッチフレーズである。

6次産業とは、1次産業(生産)×2次産業(加工)×3次産業(物流・生産・販売・交流)の数字をかけ合わせたネーミングのようである。同じような施策として「農商工連携」というものがある。公式解説的には、「地域経済活性化のため、地域の基幹産業である農林水産業と商業・工業等の産業間での連携」だ。その言わんとするところは、双方、プロが条件ではなかろうか。ままごとのような零細規模農を相手にした「農商工連携」では農業の地域の再建もおぼつかない。

そのSさんには、本コラムに何回も登場していただいて恐縮だが、彼の6次産業化の取り組みは、巨額の補助金と旧農林漁業金融公庫(政策公庫)の低利融資を使っただけで、取り組まれた加工事業なり観光農園事業は決して成功したとは言えず、自給率の向上には何の効果もない。

もっと悲惨な例は、6次産業化を夢見て事業のため大借金をして自殺に追い込まれたケースだ。茨城県で軟弱野菜の生産出荷を手がけていた大規模生産者は、誰が入れ知恵したのかどうかは知る由もないが、これまた農林公庫や地元金融機関からの融資で「観光農園」に乗り出したが、ほどなく大失敗して命を絶たれた。

このケースで筆者が総括したのが、所詮、素人があれこれ手を出してみたところで、どれ一つしてプロの領域には達しないではないか。それを昔の人は「餅屋は餅屋」との表現で戒めた。民主党の農業政策を立案する担当者に、ぜひこの言葉の持つ意味をよ〜くご理解いただきたいものである。

(以下つづく)
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 09:28 | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0)
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編集長コラム

ヒール宮井を場外乱闘に持ち込むキャットマスクがなり | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
今月は「農通スポーツ」でいく。

宮井君、スマン! 僕が君にヒール宮井なんてどう考えてもリングネームのごとき筆名で登場させたために、君の本性を引き出してしまい、真っ当で善良な古くからの大事な読者を怒らせてしまっただけでなく、さらに君を嫌われ者にしてしまったようだ。君を登場させたことを理由に購読を止める人が少なからずいることは報告の通り嘘じゃない。解説するまでもないと思うのだが、「ヒール」とはリング上で悪役を演じるレスラーのこと。それに対する善玉を「ベビーフェース」という。

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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(5) | トラックバック(0)
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農業経営者コラム | 高橋がなりのアグリの猫

高橋がなりの「アグリの猫」
第20回 ヒール宮井さん。「面白百姓百選」に登録させてください! | 農業経営者 12月号 |  (2008/12/01)

【国立ファーム有限会社代表 高橋がなり -profile
先月号で「国立ファームが自信を持ってお勧めする篤農家百選」を作り、マスコミに尊敬される百姓を紹介してもらうことによってカリスマ篤農家を創りあげることも重要な農業改革に繋がるのではないかと提案させていただきました。

すいません! これも当然進めますが、僕も元マスコミの人間として、というよりは、元バラエティ番組のディレクターとしてテリー伊藤の弟子を自負する僕としては主観が強すぎたことに気付きました。

真面目すぎるんです。面白みに欠けているんです。僕たちが真面目に農業を考えて真面目に農業をアピールしたいと思えば思うほど、非農業者たちとの温度差が広がってしまうんです。農業に興味のない人たちに熱く語れば語るほど引かれてしまうんです。だからここは一歩引いて客観で考えるべきなんです。 真面目なNHKの番組も当然大切なんですが、視聴率が取れて農業に興味のないような大多数の若者たちに農業を楽しくアピールするためには、バラエティ番組や軽くてちょっとお下品な雑誌で注目を浴びるような面白系の百姓が必要なんです。硬い番組で真面目に法律を語っていた弁護士はマイナーメジャーになれても、バラエティで何でもやった橋下弁護士のようなメジャーな弁護士にはなれません。弁護士の仕事をしない橋下弁護士の是非は別問題で、彼の存在によって弁護士を目指す若者が増えたことは確実でしょう。

そこで、バラエティでも引っ張りだこになりそうな面白系・変人系・美男美女系・オカルト系・拝金主義系などインパクトがあり、なおかつベシャリ(しゃべり)の立つ農業生産者をマスコミ関係者に紹介していくためのサイト「面白百姓百選」を立ち上げたいと考えています。

ヒール宮井さん! 長沼町の宮井能雅さん! 読んでくれていますか? お会いしたこともないのに大変失礼なんですが、あなたの出番なんです。宮井さんのキャラなので怒らずに笑ってくれると確信して申し上げます。

(以下つづく)
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 08:29 | この記事のURL | コメント(27) | トラックバック(0)
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読者の会

『農業経営者』読者の会 忘年会のご案内 (2008/12/01)

12月15日(月)忘年会を開催します。

今年の忘年会では、本誌連載中『アグリの猫』でお馴染みの高橋がなり氏をゲストに招待します。

まずは「いつも農家の前では遠慮しているので、経営者という土壌で本音で話させてもらいたい」という同氏のライブトーク、続いて本誌読者とのガチンコ舌戦!場外乱闘編へ。同氏の隠れファンはもちろん、ひとこと物申したい派、様子見て考える慎重派、すかさず野菜を売り込む野心派など、皆様のご参加をお待ちしています!

[ 開催日 ]
2008年12月15日(月)

[ 会 場 ]
国立ファーム直営レストラン
農家の台所 くにたちファーム


[住所] 
東京都国立市東1-16-17 ポポロビル南館3階

[参加費]
定期購読者/5,000円
一般参加/10,000円
※共に飲食費込み

プログラム

──────────────────────────────
16:00〜17:00

高橋がなり氏によるライブトーク
(「あぐりの猫〜早く虎に変わるんだ〜」本誌連載中)

──────────────────────────────
17:00〜18:00

高橋がなり氏&本誌読者のガチンコ舌戦!
(レフリーは本誌編集長 昆吉則)

──────────────────────────────
18:00〜20:00

懇親会
──────────────────────────────

セミナーへのお申込はこちら



Posted by 編集部 | 07:00 | この記事のURL | コメント(1218) | トラックバック(0)
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読者の会

第27回 12月5日『農業経営者』読者の会 定例セミナーのご案内 (2008/12/01)

セミナー音声配信

「農業経営者だからできる機能性食品開発の可能性」


【講師/(有)農作業互助会 代表取締役 鈴木博之氏(すずき・ひろゆき)】
昨年12月、福島県大玉村に団子屋「ままや」がオープンした。ただの団子ではない。生活習慣病に対する食事療法に有効とされる低タンパク米「LGCソフト」の団子だ。この品種はうるちだが、特殊な加工方法で餅と同じ食感にできる。また団子に加工すれば、周年で売れる。農業経営者による機能性食品開発の可能性の広がりを、そのパイオニアが紹介する。

白石好孝
講師プロフィール
1950年福島県生まれ。76年機械の共同利用と作業請負の任意団体を設立。8 4 年㈲農作業互助会を法人化。現在では低タンパク機能性米「春陽」や「LGCソト」など6品種の生産と商品開発を軸に、コメの付加価値化販売を図っている。さらに仲間と組んで、自分達だけのオリジナル品種の開発も進行中。
※鈴木博之氏は本誌2008年2月号「農業経営者ルポ」に登場されています

日時:12/5(金)16:00~18:00
場所: (株)農業技術通信社内セミナー会場
会費:一般参加の方は5,000円、『農業経営者』定期購読者の方は無料になります。
※ 今月号より、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は無料となります。

セミナー参加者からの喜びの声

セミナー動画・音声、DVDのご購入はこちらから



Posted by 編集部 | 07:00 | この記事のURL | コメント(14) | トラックバック(0)
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