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農業技術 | 乾田直播による水田経営革新

Vol.8 乾田直播の先にある「総合水田経営」 | 農業経営者 9月号 | (2006/09/01)

【コメ産業コンサルタント 田牧一郎 -profile
矢久保農場を訪問し、お話をうかがったときのことである。乾田直播栽培をなぜ行っているのか?
基本的な質問を再度した。まだ確立していない技術に先駆者として取り組んできた矢久保さんである。多くの困難に直面しながらもここまで継続し、この技術を作り上げてきた。

当然、矢久保さん個人の強い意志と将来のコメ作り農業にかける情熱によるものである。それと同時に、一緒に仕事をされている奥さん、そして後継者の諭さん夫妻の理解と協力があってのことである。スガノ農機がプラウメーカーとして培った技術でレーザーレベラや播種機の開発に取り組んできたことも大きな支えとなった。

今、乾田直播技術に取り組んでいる生産者、そしてこれから導入を考えている農業経営者に伝えるべき、矢久保さんからの大事なメッセージを感じた。
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Posted by 編集部 | 10:29 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
農業技術 | 乾田直播による水田経営革新

Vol.7 発芽と苗立ちの絶対条件を再認識 除草剤・播種密度にも課題 | 農業経営者 8月号 | (2006/08/01)

【コメ産業コンサルタント 田牧一郎 -profile
6月末、矢久保農場を訪問し矢久保英吾さん、後継者の矢久保諭さんと話をしてきた。今年のここまでの状況、そして反省点や今後の対策もうかがった。

10年目の油断



乾田直播栽培の稲は見事に育っていたが、ごく一部は葉色が揃っておらず、生育の遅れが見てとれた。前号で少し触れたが、この部分は発芽不揃いによる苗立ち遅れと欠株の対策として補植を行った部分である。

これを諭さんは「10年目の油断」と表現した。稲のないところからコメは収穫できないため、補植をすることで秋の収穫を期待することになったと言う。苗は当然矢久保農場では作っていないため、隣の農家から分けてもらった。諭さんは就農してから本格的な移植栽培の経験がないため、「コメ作りをするようになって今年が最も多くの苗を植えたシーズンになりました」と、苦笑いをしながら説明してくれた。数十箱の手作業補植であったが、乾田直播栽培のみでコメ作りを学んできた青年にとっては、反省と悔しさが入り混じった複雑な心境であったと思う。
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Posted by 編集部 | 10:29 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
農業技術 | 乾田直播による水田経営革新

Vol.6 綿密な環境整備で生育順調 レベラ作業には反省点も | 農業経営者 7月号 | (2006/07/01)

【コメ産業コンサルタント 田牧一郎 -profile

水対策が効果を発揮 揃った苗立ちを確保



◆元肥・追肥一回施用

矢久保農場の今年の施肥は次の通りである。レーザーレベリングをした後に化成肥料を10a当たり80kg、窒素成分で10a当たり6.8kg施用している。ブロードキャスタでの表層散布である。播種作業時に100日タイプの緩効性肥料を10a当たり20kg、窒素成分で2.8kgを播種機にセットされた施肥ユニットで撒く。基本的に肥料はこれだけである。追肥は緩効性肥料を使い、さらに必要であれば行うという考え方である。稲の生育を見ながらの判断になる。
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Posted by 編集部 | 10:29 | この記事のURL | コメント(67) | トラックバック(0)