小松博文氏は、目指す経営を実現するために他者と組むことに躊躇しない。ストーンピッカを共同でリースし、葉物野菜の難局に契約栽培の仲間を募る。そうやって始めて実現する小松氏の試みは、水量を増すことで威力を発揮する水の流れに似ている。
【経営データ】
■経営面積 / 延べ16ha(レタス7.2ha、キャベツ5ha、ハクサイ3ha、ナガイモ50a、ニンジン30a)
■労働構成 / 本人、社員3名(周年雇用)、妻、両親、研修生・パート数名
■売り先 / レタス、キャベツ、ハクサイは全量農協出荷。ナガイモ、ニンジンは地元で直売。