【コメ産業コンサルタント 田牧一郎 -
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石狩平野の中心に位置する美唄市は、水田面積5400ha、06年の水稲作付面積は2600haと、北海道内でも有数の穀倉地帯である。札幌からの車窓には水稲、大豆、トウモロコシ畑と、耕地が広がっていた。
北海道農業研究センターの大下泰生氏のご案内をいただき、直播栽培に長年取り組んできJA美唄を訪問した。組合長の林晃氏からJA管内農業の概要説明を受け、営農技術主幹の粟崎弘利氏から、直播栽培への具体的な取り組みについてうかがった。粟崎氏は長年にわたり北海道農業研究センターで乾田直播技術の開発に携わっており、現在はJA美唄で乾田播種早期湛水栽培の普及も含めた生産技術指導をされている。