「農業経営を発展させるためには何が条件になるか?」
本誌読者に問えば、“マーケット対応力”“生産性”、“農地”など、様々な答えが挙がってくるに違いない。
しかし、それらの根幹にあるのが「資金」である。
広い意味での「資金繰り」が上手くいってこそ、利益が生まれ、経営は発展させることができ、そして永続できる。
その前提を忘れなければ、借金をすることに必要以上の負い目を感じることはない。とはいえ、経営は必ずしも右肩上がりで順調に推移するとは限らず、経営が借入体質に陥ることは危険である。
そんな事態を避けるためにはどうするか。それには、まずは財務を見直すこと、そして賢き借金術を知ることに尽きるだろう。